Google は 2025 年 12 月 2 日(現地時間)、ChromeOS 142 安定版の ChromeOS および ChromeOS Flex デバイス向けに 2 回目のマイナーアップデートを展開しました。
このアップデートにより、Chrome ブラウザのバージョンは 142.0.7444.181 から 142.0.7444.220 へ、プラットフォームバージョンは 16433.48.0 から 16433.57.0 へと更新されます。
現時点では、Google からリリースの告知はありますが、内容に関する詳細なリリースノートはありません。デバイスのアップデートの状況を確認したところ、とくに遅れのあるデバイスなどは見当たらず、ほとんどのデバイスが更新されています。
ChromeOS 142.0.7444.220 の変更内容
現時点ではリリースノートが未公開のため、詳細な修正内容は不明です。
ただし、ChromeOS のマイナーアップデートは新機能の追加などはなく、週次のセキュリティ修正や安定性の改善が中心となる傾向にあります。
実際に筆者の所有する複数台の Chromebook や Chromebox では、アップデート後に明確な変更点は確認できませんでした。
既知の不具合と修正状況
前回のマイナーアップデートでも伝えているいくつかの不具合についてですが、現状では解決済みとされている問題はありません。引き続き修正対応中または確認中のままとなっています。
一方、新たに報告されている問題として、影響の範囲は不明ですが「ChromeOS Flex で一部機種の内蔵マイクが動作しなくなる」という報告が挙がっています(issues #462911902)。この他には、特に目立つ問題は確認できませんでした。
もし新たな問題に遭遇した場合は、「Alt + Shift + I」などを使用して Google にフィードバックを送信してください。
まとめ
ChromeOS 142 の 2 回目のアップデートも、定例の安定性およびセキュリティを中心としたマイナーアップデートとみられます。
現状では大きな問題も発生していないため、お使いの Chromebook などをアップデートしても問題はないと思います。
アップデートは数日かけて段階的に展開されるため、まだ受信できていない場合は時間をおいて再確認してみてください。
なお、次回の ChromeOS 143 へのメジャーアップデートは、2025 年 12 月 16 日に予定されています。
出典: Chrome Releases


