Android 版 Chrome、位置情報の精度をサイトごとに選択できる機能が正式展開。148 以降で利用可能に

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Google は 2026 年 5 月 5 日(現地時間)、Android 版 Chrome で Web サイトに共有する位置情報の精度をサイトごとに選択できる「おおよその位置情報」機能を正式に展開したことを発表しました。

これまでは位置情報の許可を求められた際、正確な座標を共有するしか選択肢がありませんでしたが、今後はサイトごとに精度を切り替えられます。

目次

サイトごとに「おおよそ」か「正確」かを選択

この機能では、Web サイトから位置情報のアクセス許可を求められた際に、「正確な位置情報」と「おおよその位置情報」のいずれかを選んで共有できます。

たとえば、フードデリバリーの注文や近くの ATM を探す場合には正確な位置情報が必要になりますが、天気やローカルニュースの取得であればおおよその位置情報で十分であり、ユーザーはこの判断をサイトごとに行えるようになります。

Android のシステム設定では以前からアプリ向けに「正確」と「おおよそ」の 2 段階の権限が設けられていましたが、今回の実装によりブラウザ内でも Web サイト単位での精度制御が可能になります。

なお、テスト段階(Chrome バージョン 142.0.7444.171)でもフラグを有効にすることで同様の動作を確認しており、今回の正式展開でフラグ操作なしに利用できるようになります。

一方、記事執筆時点では筆者の Pixel 10 Pro (Chrome 147.0.7727.137) で確認できなかったことから、段階的に展開が開始されているバージョン 148.0.7778.120 以降で利用可能になる見込みです。

デスクトップ版および開発者向け API も準備中

現時点でこの機能は Android 版 Chrome のみが対象ですが、Google は今後数か月以内にデスクトップ版の Chrome にも同機能を拡大する予定です。

Web 開発者向けの新しい API の提供も予定されており、サイト側からおおよその位置情報をリクエストしたり、正確な位置情報が必要かどうかを明示したりできるようになります。

Google は開発者に対して、サイトの機能に本当に必要な場合にのみ正確な位置情報をリクエストするよう呼びかけています。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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