Google は 2026 年 4 月 24 日、Google Chrome の自動入力機能が日本の姓名表記(よみがな)に対応したことを発表しました。
この機能自体は、4 月 15 日に公開された Chrome for developers のブログでも紹介されており、これまで日本のウェブサイトで頻繁に求められていた、漢字の氏名とふりがなの個別入力を自動化するものです。
この機能は現在展開中で、デスクトップ版(Windows、Mac、ChromeOS)および Android 版の Google Chrome で利用可能です。
Google Chrome でよみがなの自動入力が可能に
日本特有のウェブフォームでは、名前を漢字とよみがな(ひらがな、またはカタカナ)の両方で入力する必要があります。
Google Chrome によみがなを保存しておくことで、各種手続きやオンラインショッピングの際、両方のフィールドを一度に埋めることが可能になります。
事前によみがなを登録するには、Google Chrome の設定画面から「住所やその他の情報」(chrome://settings/addresses)を開き、連絡先の編集画面にある「よみがな」の項目に入力して保存します。
- Chrome ブラウザから [ ⋮ ] > [設定] を開く
- [自動入力とパスワード] > [住所やその他の情報] に移動
- すでに登録されている住所の [ ⋮ ] > [編集] をクリック、または [追加]
- 「よみがな」のテキストフィールドに入力

また、未登録の状態でウェブフォームに名前を入力した場合、入力後に情報を保存するかどうかを尋ねる通知が表示され、その画面から登録することも可能です。一度保存しておけば、次回以降は同じ Google アカウントでログインしているデバイスで自動入力が適用されます。
画面が異なる場合も追加で設定可能
デバイスやアカウントの設定、Chrome のバージョンによって、次のような画面になっていることがあります。

この場合は、「連絡先情報」または「住所」をクリック (chrome://settings/contactInfo) して、[追加] を選ぶとふりがなを登録することができます。
カタカナとひらがなを自動判別する仕組み
ウェブフォームごとに「ひらがな」を求めるものと「カタカナ」を求めるものが混在していますが、Google Chrome はこれらを自動で判別して入力します。
技術仕様によると、Google Chrome はウェブページ上のフォームのラベル(「せいめい」や「セイメイ」など)を読み取り、入力すべき文字種を決定しています。ラベル内にカタカナが 1 文字でも含まれている場合はカタカナが自動入力され、そうでない場合はひらがなが入力されます。
HTML の標準規格にはよみがな専用の属性が存在しませんが、Google Chrome はラベルや属性値などの複数のシグナルを解析し、日本のユーザーに向けた精度の高い自動入力を実現しています。
まとめ
頻繁にウェブフォームを利用するユーザーにとって、よみがなの自動入力機能は実用性の高い機能です。設定画面から事前によみがなを登録しておくだけで、ブラウジング時の入力の手間を省くことができます。
筆者の環境では、一部画面は異なるものの、Chromebook (ChromeOS 147) などでふりがなを登録できるようになっていることを確認しました。


