Google は 2026 年 5 月 12 日(現地時間)、Android の Digital Wellbeing に新機能「Pause Point」を追加することを発表しました。
これは対象アプリを開く際に 10 秒間の待機画面が割り込む仕組みで、無意識にアプリを開いてしまうことを抑制することを目的としています。
現時点で展開時期の詳細は案内されていませんが、Google は今後も Digital Wellbeing の機能強化を継続する意向を示しています。
Pause Point とは
Digital Wellbeing にはこれまで、アプリの使用時間を制限するアプリタイマーや、特定のアプリを一時停止するフォーカスモードといった機能がありました。
ただし、アプリタイマーは制限に達しても簡単に延長できるため、使いすぎを防ぐ実効性に疑問が残る部分がありました。
Pause Point では、従来の機能とは異なるアプローチを採用しており、気が散りやすいと判断したアプリをあらかじめ設定しておくと、そのアプリを開こうとした瞬間に 10 秒間の待機画面が表示されます。


事前にタイマーを設定して制限に頼る方式とは異なり、「アプリを開く」という行動を起こしたときに機能することが特徴です。
この 10 秒間の待機中に選択できるアクションは次のとおりです。
- 呼吸エクササイズ : 短い深呼吸で意識をリセットする
- タイマー設定 : アプリの利用時間を制限するためのタイマーをその場でセットする
- お気に入りの写真を閲覧 : 保存している写真を表示して気分を切り替える
- 代替アプリへの移動 : オーディオブックなど、より有意義な代替アプリへジャンプする
解除に再起動が必要
Pause Point のもう一つの特徴は、機能をオフにするためには、スマートフォンの再起動が必要となる点です。
従来のアプリタイマーでは、制限に達しても数タップで延長できましたが、Pause Point は再起動という手間を意図的に要求することで、勢いで機能をオフにして使いすぎてしまうパターンを防ぐ設計になっています。
対象デバイスと利用方法
Pause Point は Android の Digital Wellbeing 向けの機能として提供されます。
機能がデバイスに展開されると、[設定] アプリの「Digital Wellbeing と保護者による使用制限」に「Pause Point」の設定が追加されます。
記事執筆時点では、筆者の Pixel 10 Pro (Android 16 QPR3 安定版) での展開を確認できませんでした。








