Google は 2026 年 3 月 21 日、Google メッセージアプリにおけるメッセージの誤削除を防ぐため、「ゴミ箱」機能を正式に導入したことを発表しました。
これにより、削除したメッセージはすぐに消去されず、一定期間保管されるようになります。
この機能は3月上旬にベータ版でテストされていることを実機で確認していましたが、今回の公式発表により、一般ユーザーに向けて順次展開されることが確定しました。
ゴミ箱機能の仕組みと保管期間
これまで Google メッセージでは、チャットを削除するとすぐにデータが消去されていましたが、今回のアップデートにより「削除」操作が「ゴミ箱への移動」に置き換わります。
ゴミ箱に移動したメッセージは基本的に 30 日間保管され、その間であれば元の状態ですべての履歴とともに復元することが可能です。


なお、ストレージ容量が限られている Android Go 搭載デバイスについては、スペースを節約するために保管期間が 7 日間に設定されています。
復元や完全削除の操作手順と新仕様
アプリ右上のプロフィールアイコンをタップするとメニュー内に「ゴミ箱」が追加されており、そこからアクセスします。

以前のベータ版の実機検証と同様に、ゴミ箱内では特定のメッセージを選択して個別に復元・完全削除ができるほか、画面上のボタンから一括で「すべて復元」または「すべて削除」を行うことが可能です。
誤ってチャットをゴミ箱に移動してしまった直後には「元に戻す」オプションも表示されます。
また、今回の公式発表で明確にされた仕様として、ゴミ箱に入っている会話相手から新しいメッセージを受信した場合、新しく届いたメッセージのみがメインの一覧に作成され、以前のやり取り(ゴミ箱に入れた過去のメッセージ)は引き続きゴミ箱に入ったままとなります。
まとめ
今回の Google メッセージへのゴミ箱機能の正式追加は、誤操作によるデータ消失を防ぐ有用なアップデートです。
一方で、スパムなどをすぐに完全消去したい場合は、一度ゴミ箱へ移動させたあとにゴミ箱を開き、再度削除操作を行うという 2 段階の手順が必要になります。この点は少し手間に感じるかもしれませんが、データ消失のリスクを考慮した安全策と言えます。
現在、この新機能は順次展開中となっており、すべてのデバイスですぐに利用できるわけではありません。
筆者は Google メッセージアプリベータ版 (Pixel 10 Pro / Android 16 QPR3 安定版 v20260227.beta) で確認できていますが、安定版ではまだ確認できませんでした。


