2026 年 3 月のアップデート以降、Android スマートフォンにおいて Android Auto のワイヤレス接続が運転中に数分おきに切断と再接続を繰り返すという、新たな不具合が多数報告されています。
現在 Google の開発チームはこの問題を認識し、原因究明に向けてログの収集など調査を進めています。
複数のデバイスで発生中
Google のヘルプコミュニティに投稿したユーザーによれば、デバイスが Android Auto に数分間接続した後、突然切断され、その直後に自動的に再接続されるという問題が発生しています。
この問題に関して、2026 年 3 月のアップデートおよび Android Auto のバージョン 16.5 付近のソフトウェアアップデートから、Android Auto のワイヤレス接続が不安定になったとの報告が複数あります。
また、同様の問題は Android 16 で動作する Pixel 9 Pro XL、Samsung の Galaxy S23 および S24 シリーズ、Sony の Xperia ユーザーなどからも報告されており、特定のデバイスに限ったものではないようです。
アプリのキャッシュ消去や再インストール、バッテリー最適化の解除、Bluetooth の再ペアリングなど、一般的なトラブルシューティング手順を試しても問題は解決しないことが確認されています。
なお、筆者は Pixel 10 Pro と Android Auto の組み合わせで利用していますが、現在のところワイヤレス接続が頻繁に切れる問題には遭遇していません。そのため、使用しているアプリのバージョンや設定環境などによって異なる可能性があります。
先日の「接続不可」、「自動起動しない」問題とは別件
今回のワイヤレス接続が頻繁に切断される問題は、先日お伝えした「一部のデバイスで有線接続時に自動起動しない問題」や「Android Auto に接続できない問題」とは異なる問題です。
以前の問題は、Galaxy S26 などで車への接続自体が失敗し、数秒で切断されるというものでした。こちらについては、すでに修正が展開済みであり、Android Auto アプリをバージョン 16.4 以上にアップデートすることで解消します。
現在の調査状況と回避策
現在新たに報告されているワイヤレス接続の問題について、Android Auto チームはすでに認識しており、開発チームへエスカレーション済みとされています。
また、一部のユーザーには直接メールで連絡を取り、バグレポートやシステムログの提供を求めるなど、原因究明に向けた動きも確認できます。


根本的な修正プログラムが展開されるまでの間、一時的な回避策として、スマートフォンを機内モードに設定し、Wi-Fi と Bluetooth を手動でオン(モバイルデータ通信はオフ)にすると接続が安定するというユーザーからの報告があります。
マップや音楽ストリーミングを利用するうえで不便な方法ですが、渋滞時など Wi-Fi や Bluetooth の干渉を受けやすい環境で頻繁な切断に悩まされている場合には有効な選択肢となります。あるいは、修正アップデートが配信されるまでは一時的に有線接続を利用することも推奨されます。
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