Wear OS 版 Google Keep、Material 3 Expressive デザインに刷新へ。早期プレビューで

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Google は、スマートウォッチ向け OS である Wear OS 版の「Google Keep」アプリにおいて、新しいデザイン言語「Material 3 Expressive」を採用する準備を進めていることが明らかになりました。

この変更は、Android Authority が Wear OS 4 を搭載した OnePlus Watch 2R 上の最新ビルド(バージョン 5.25.232.01)で確認したものです。今回のアップデートにより、視認性や操作性が向上し、より表現力豊かなデザインへと刷新されることが期待されます。

目次

確認された主なデザインの変更点

現在確認されている主な変更点は以下の通りです。

ホーム画面とノートカードの刷新

アプリのメイン画面では、新規ノートを作成するための「+」ボタンが大型化され、よりタップしやすくなっています。また、各ノートカードのデザインも変更されました。

従来のデザインでは、ノートに添付された画像がカードの背景として表示されていましたが、新デザインでは写真がカルーセル形式で表示されるようになり、複数の画像をより確認しやすくなります。

操作ボタンとアニメーションの変更

ノートを開いた際の「リマインダーを追加」、「ピン留め」、「アーカイブ」といった操作ボタンのデザインも大きく変更されます。これまでの縦一列のラベル付きボタンから、ラベルのないアイコンのみのボタンが横一列に並ぶシンプルなデザインになりました。

これらのボタンを選択すると、アイコンが展開する新しいアニメーションが追加されています。さらに、画面右側のスクロールバーが太くなり、タッチ操作の精度向上も図られています。

チェックリスト UI の更新

チェックリスト機能の UI にも変更が加えられています。リスト内のすべての項目にチェックを入れると、画面下部に「All done!」という表現力豊かなアニメーションが表示されるようになりました。また、「すべてのチェックを外す」ボタンはラベルがなくなり、よりコンパクトなデザインに変更されています。

展開時期と今後の見込み

この新しい UI は、記事執筆時点ではまだ一部のユーザーにのみ提供されている段階であり、今後数日かけて広く展開されていくものと見られます。

今回の変更は、最新の Wear OS 6 だけでなく、Wear OS 4 を搭載したデバイスで確認されたことから、既存の多くのデバイスでも利用可能になる可能性が高いと考えられます。これにより、ユーザーは OS のメジャーアップデートを待つことなく、Google Keep の新しいデザインと操作を試せるようになることが期待できます。

Google は Android OS に続き、Wear OS においても Material 3 Expressive デザインへの移行を進めており、今後他の Google アプリにも同様のアップデートが適用されていくと予想されます。

出典: Android Authority

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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