Google は Pixel ユーザーに対し、2025 年 5 月 27 日(米国時間)にメールを送信し、Google I/O 2025 で発表された複数のアップデートが間もなく提供されることを予告したことが報じられました。
この情報は 9to5Google によるもので、メールの主な内容は、Gemini Live のアプリ連携強化、Material 3 Expressive による新しいデザイン、そして Pixel Watch への Gemini 搭載です。
Gemini Live が Google アプリと連携し、より便利に
まず、Gemini Live と Gemini アプリ(旧 Gemini 拡張機能)の統合です。これにより、ユーザーは Gemini Live に対して、Google カレンダーでの予定作成、Google Tasks でのリマインダー保存、Google Keep を使ったメモ作成などを依頼できるようになります。また、Google マップを利用して場所の詳細情報を取得することも可能です。
Google によると、これらの機能は「今後数週間以内」に利用可能になる予定です。
Material 3 Expressive で、よりパーソナルなデザインへ
次に予告されたのは、Android、Wear OS、そして主要な Google アプリに適用される新しいデザイン言語「Material 3 Expressive」です。
スクリーンショットなどは含まれていなかったようですが、このデザインは「あなたの個性やスタイルを反映するように柔軟でカスタマイズ可能」であり、「色、フォント、アニメーション、インタラクションをパーソナライズして、望む感覚やムードを呼び起こすことができる」と説明されています。
現在、Material 3 Expressive のデザインは Android 16 QPR1 Beta で試すことができ、安定版のリリースは 9 月と見込まれています。既存の Pixel Watch 向けの Wear OS 6 アップデートの明確なスケジュールはまだ発表されていません。
Material 3 Expressive などの変更点を含む、Android 16 Beta に関するニュースは こちら から確認できます。
Pixel Watch に Gemini が登場
最後に、Google は Pixel Watch への Gemini 搭載を改めて予告し、「より高性能で会話的なアシスタント」になると述べています。これにより、「カスタマイズされたプレイリストの作成、メッセージの送信など、生活をより簡単にナビゲートできる」ようになります。
The Android Show で Google は、これが「今後数ヶ月以内」に提供される見込みであると語りました。Gemini が Wear OS 6 と関連していつリリースされるかは、まだ明らかになっていません。
まとめ
今回の予告により、Pixel ユーザーは Gemini を活用したよりシームレスな操作や、パーソナライズされた新しいデザイン、そしてスマートウォッチでの高度なアシスタント機能の登場が期待できます。詳細なリリース時期についてはまだ明らかにされていませんが、今後より詳しい情報が出てくるものと思われます。
出典: 9to5Google