Samsung は予告していたように、「Galaxy S25 Edge」を正式に発表しました。このフラッグシップモデルは、1,099.99 ドル (約 17 万円) からの価格設定で、米国等のグローバルでは 2025 年 5 月 13 日(日本時間の今日)から予約が開始され、5 月 30 日に発売されます。現時点では日本での発売予定はありません。
Galaxy S25 Edge の主な特長と仕様
Galaxy S25 Edge は、従来の Galaxy S シリーズとは異なる「薄さ」を重視したモデルで、Galaxy S25 Ultra と比較して約 30% 薄い、わずか5.8mm の厚さでありながら、フラッグシップモデルと呼べる高性能を備えています。

ディスプレイは 120Hz リフレッシュレートに対応した 6.7インチ QHD+ AMOLED ディスプレイを搭載し、Gorilla Glass Ceramic 2 による保護が施されています。リアパネルにも Gorilla Glass Victus 2 による保護があり、IP68 防塵・防水も備え、チタンフレームを採用しているため、薄型ながら耐久性を備えています。
パフォーマンスの面では、チップセットは Snapdragon 8 Elite for Galaxy、12GB RAM、256GB または 512GB ストレージを搭載し、他の Galaxy S25 シリーズのデバイスと同等の性能を備えています。


リアカメラは Galaxy S25 Ultra のメインカメラと同じ 200MP メインカメラを搭載し、2 倍光学ズームと 10 倍デジタルズームをサポート、もう 1 つは 12MP 超広角カメラのデュアル仕様です。フロントカメラは 12MP を搭載します。
一方、バッテリーについては、薄型化の影響で他の Galaxy S25 シリーズ(および過去の S シリーズ)のなかでは比較的に少なく、3,900mAh と 最大 25W 有線充電をサポートします。なお、ワイヤレス充電には対応しています。
このほか、Wi-Fi 7 と Bluetooth 5.4、NFC、画面内指紋センサ、Android 15 ベースの One UI 7 などを備えています。以下は Galaxy S25 Edge のスペックシートです。
Galaxy S25 Edge のスペックシート
OS | One UI 7 based Android 15 |
---|---|
ディスプレイ | 6.7インチ AMOLED 3,120×1,440 最大 120Hz リフレッシュレート Gorilla Glass Ceramic 2 |
CPU | Snapdragon 8 Elite for Galaxy |
RAM | 12GB |
内部ストレージ | 256GB 512GB |
外部ストレージ | – |
リアカメラ | 200MP メイン (f/1.7, 2 倍光学望遠, 10 倍デジタル望遠) 12MP 超広角 (f/2.2) |
フロントカメラ | 12MP (f/2.2) |
バッテリー | 3,900mAh 25W 有線充電 ワイヤレス充電 |
ネットワーク | 5G/4G-LTE Wi-Fi 7 Bluetooth 5.4 NFC |
その他 | 画面内指紋センサ IP68 防塵・防水 Gorilla Glass Victus 2 (背面) |
サイズ | 158.2 × 75.6 × 5.8 mm |
重さ | 約 163g |
価格
米国における Galaxy S25 Edge の価格は以下の通りです。
- 256GB モデル: 1,099.99 ドル (約 17 万円)
- 512GB モデル: 1,219.99 ドル (約 19 万円)
予約は既に開始されており、2025 年 5 月 30 日に米国内で発売されます。日本での発売は現時点では予定されていません。
まとめ
Galaxy S25 Edge は、驚異的な薄さと軽量性を実現しながらも、カメラ性能や処理性能といったフラッグシップモデルに求められる要素を高いレベルで満たしています。バッテリー容量や充電速度に妥協点が見られるものの、デバイスの「薄さ」を重視するユーザーにとっては魅力的な選択肢になります。
とは言え、現時点では日本での発売の可能性はないのは残念ですが、今後薄型スマートフォンがトレンドになってくれば、将来的に投入される可能性も否定はできないため、そのときまで待つしかなさそうです。