Google は、Pixel デバイスで利用できる Gboard の音声入力機能について、従来「アシスタント音声入力」とされていた名称を「高度な機能」へと変更するアップデートを広く展開しています。
この変更は、Pixel スマートフォンにおける Gboard 設定の「音声入力」セクションから確認可能で、表示される機能説明も更新されています。以前までは「Google アシスタントの音声入力」など「Google アシスタント」と名前がついていました。
高度な音声コマンドを使用して、テキストの編集、絵文字の追加などを行います
と記載されており、これまでの同様に、ユーザーは句読点の挿入などを音声コマンドによる操作は可能です。そのため、機能面に変更はなく、単なる名称変更となります。


これが最初に確認されたのは、昨年8月の Gboard ベータ版 v14.5.x で、現在安定版となる v15.2 ではより広いユーザーに展開されているようです。
なお、このリブランディングは、Google がモバイル向け Google アシスタントの一部機能を縮小する流れの1つであると思われます。今後も「Google アシスタント」の名前が使われている機能やサービスは、Gemini もしくは今回のような別のフレーズに変更される可能性があります。