Samsung は 2020 年に発売した Galaxy S20 シリーズのソフトウェアサポートを正式に終了しました。これにより、今後は Android のバージョンアップや月次のセキュリティパッチが提供されなくなります。
今回の変更は、Samsung Mobile Security の公式サイトに掲載されているセキュリティアップデート対象デバイス一覧から Galaxy S20、S20+、S20 Ultra の3モデルが削除されたことで確認されています。
Samsung はこれまで、Galaxy S20 シリーズに対して 3 回の Android OS アップグレードと 4 年間のセキュリティサポートを提供してきましたが、その期間が終了したことにより、対象リストから外されることになりました。2021 年に発売された Galaxy S20 FE はリストに残っており、しばらくはセキュリティアップデートが継続される予定です。
サポートが終了したデバイスは、新たな脆弱性に対して保護されなくなるため、セキュリティリスクが高まる可能性があります。Galaxy S20 シリーズを現在も使用しているユーザーは、引き続き安全に利用するためにも、サポート中の新しい機種への移行を検討することが推奨されます。
なお、Samsung は 2024 年の Galaxy S24 シリーズから、ソフトウェアサポートの期限を最大7年に延長しており、今年発売された Galaxy S25 シリーズも同様のサポート期間があります。
また、Samsung は Galaxy S25 シリーズなど One UI 7 安定版を実行する Galaxy デバイスに向けて、2025 年 4 月のセキュリティアップデートを展開しています。詳しくは こちらの記事 をご覧ください。