Samsung は 2025 年 1 月 23 日に正式発表した Galaxy S25 シリーズの企業向けとなる Galaxy S25 Enterprise Edition に対し、最大 8 回の Android OS のメジャーアップデートを提供することが明らかになりました。
これにより、Android 15 (One UI 7) を搭載してリリースされた Galaxy S25 シリーズの Enterprise Edition は、Android 23 までの OS アップデートを受け取ることができます。
このアップデート保証は、すでに発表されている通常モデルの S25 シリーズ (S25 / S25+ / S25 Ultra)の最大 7回の OS アップデートをさらに上回るもので、長期利用を前提とした法人向けモデルの特性が反映されています。
Galaxy S25 Enterprise Edition、8回の OS アップデートで Android 23 まで対応
SamMobile が報じたところによれば、Samsung 公式の Devices Secured by Knox で、Galaxy S25、Galaxy S25+、Galaxy S25 Ultra の Enterprise Edtion は、Android OS のメジャーアップデートを 8 回受け取る予定であることが確認されています。つまり、これらのモデルが Android 23 までアップデートされることを保証しています。
これにより、S25 Enterprise Edition のユーザー約 8 年にわたり、最新の Android 機能とセキュリティを受け取ることができ、企業にとっては IT 管理の観点からも大きなメリットと言えます。
とはいえ、もともと Samsung は企業向けハイエンドスマートフォンの場合は、1年間の追加ソフトウェアアップデートを提供してきたため、今回もその流れに沿ったものとなります。
なお、セキュリティのアップデートは2032年1月まで保証されています。
Knox Suite と長期サポートも提供
また、Galaxy S25 Enterprise Edition には法人向けサービスとして、Samsung のセキュリティおよびデバイス管理機能をまとめた Samsung Knox Security Suite を利用することができます。1年間の無料ライセンス付属に加えて、最大3年間の延長ビジネスサポートなども用意されています。
Galaxy S25 シリーズの Enterprise Edtion は、2025 年 2 月 7 日にヨーロッパですでに発売しています。日本でも公式サイトで「Galaxy S25 Ultra for business」の案内があることから、Enterprise Edition の提供はされているものと思われます。
セキュリティの詳細については Samsung Knox 公式サイトをご覧ください。