Google は Pixel デバイス向けの「Pixel 天気」アプリのアップデートで、いくつかの新しい機能とデザイン変更を加えています。
最新アップデートでは、都市などを検索しても自動的にリストに追加・保存されなくなりました。これまで、このアプリではホーム画面で表示されている大きなボタン (FAB) が「プラス」アイコンとなっており、都市や地域を検索してタップすると 自動的にリストへ追加 される仕様でした。
しかし、現在のバージョンでは、FAB が一般的に検索を意味する 「虫眼鏡」アイコン に変更されており、タップして都市名などを検索してもその場所はリストに保存されず、一時的に表示する仕様になっています。もし検索した地域をリストに追加したい場合は、検索結果の地域名の右に表示される [+] ボタンまたは、天気情報ページ右上の [保存] をタップする必要があります。
実際に、筆者の Pixel 9 Pro の Pixel 天気アプリでもこの変更が確認できており、ホーム画面下の虫眼鏡アイコンをタップして都市名や地域名を検索すると、自動保存されず、保存用のボタンが表示されることを確認しました。



これにより、旅行や出張などで一時的に天気情報を確認したい場合や、リストに保存するほどではない場所の天気も、手軽に検索・確認できるようになっています。
なお、この変更は Pixel 天気 1.0.20250127.729684887 で適用されたサーバー側のアップデートによるものと見られ、現在は多くのユーザーに展開されています。
一方で、米国、英国、EU など一部の地域で提供されていた「天気地図」機能が削除されたことも報告されています。この機能は地図上で今後6時間の降水量予測などを確認できるものでしたが、アップデート後に利用できなくなっています。
現時点で復活するかは不明ですが、この機能は日本では提供されていなかったため、多くの国内ユーザーにとって影響は少ないと思われます。