ChromeOS 134 に1回目のマイナーアップデートが展開(2025年3月22日)

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数日前に ChromeOS 134 へのメジャーアップデートが展開されたばかりですが、ChromeOS 134 安定版チャンネル向けに1回目のマイナーアップデートが展開されました。

このアップデートにより、サポートされる Chromebook などの ChromeOS デバイスのバージョンは 134.0.6998.107 から 134.0.6998.130 へと更新されます。この変更について Chrome Releases でリリース報告はありますが、具体的な変更内容については言及されていません。

現時点で明らかに変更されている点などは確認できていませんが、ChromeOS 134 メジャーアップデートからわずか数日後の展開になるため、何らかの問題が修正されている可能性はあります。

念の為、IssueTracker で調べてみたところ、2025年3月22日以降でパラグアイが夏時間(サマータイム)を廃止しますが、Google Chrome の America/Asuncion タイムゾーン変換が正しく機能しないことが報告されています。このスレッドのコメントで、ChromeOS 134.0.6998.130 で問題を修正し、3月22日付けで展開される予定であることが述べられています。

この他に IssueTracker でユーザーが大きな影響を受けるような問題は確認できていません。なお、ChromeOS 134 で発生しはじめた日本語の「きょう」や「いま」の変換候補に日付や時間が表示されない問題は継続中です。ChromeOS 135 Dev では問題は発生していないため、134 の固有の問題のようです。

もし、ChromeOS 134 にアップデートした後、バグや明らかな問題を発見した場合には、ChromeOS の [設定] > [ChromeOS について] > [フィードバックを送信] から、Google に問題をフィードバックするようお願いします。

関連記事: ChromeOS 134 が正式リリース。Chromebook のアシスタントも Gemini に移行予定

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに50台以上の Chromebook を試し、Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。プロフィールはこちら

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