Google は、Android Auto の最新ベータ版であるバージョン 14.0 をリリースしました。このアップデートでは、ユーザー向けに大きな変更は見られませんが、内部コードの解析により、将来的な新機能の追加が示唆されています。
9to5Google によれば、Google は Android Auto 14.0 で温度制御に関する機能の開発に取り組んでいるようです。具体的には、フロントおよびリアのデフロスト(霜取り)ボタンに関連するコードが追加されています。現在のベータ版では有効化されていないため、具体的にどのように動作するのかは不明です
また、Google マップのアラート機能に関する設定オプションの開発にも取り組まれており、事故などを報告する「レポート」機能や、ドライブに影響を与える可能性のあるその他の状況のアラートを受け取るオプションになるようです。これもどのような動作になるかはまだわかりません。
現時点では、Android Auto 14.0 はベータ版として展開され始めたばかりで、安定版の正式リリース時期は不明です。ただし、過去の傾向から考えると、数週間以内にさらなるアップデートが行われる可能性はあります。
今回のアップデートも、ユーザーに直接影響する変更はほぼなく、バグの修正や将来の新機能追加に向けた準備がメインとなるようです。
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