昨年末、Google は Intel の次世代プロセッサ Panther Lake を搭載する Chromebook の開発の取り組みを開始しています。今回、新たに発見された「Felino」が最初の Panther Lake を搭載する Chromebook となる可能性があり、このデバイスは Acer のデバイスになる可能性も示唆されました。
この情報は Chrome Unboxed が ChromeOS の開発者向けコードから発見したもので、「Felino」は昨年発見された Intel Panther Lake を搭載したベースボード「Fatcat」を基にしていることが確認されています。
さらに、このデバイスに使用されるバッテリーとして「lges ap22a8n」および「smp ap23b7q」が記載されていることも確認されました。これらのバッテリーは過去に Acer の Chromebook で採用された実績があることから、Acer の Chromebook である可能性が高いと考えられます。

現時点では、これ以上の仕様や具体的な製品ラインナップについてはまだ不明ですが、Acer のデバイスであることを前提にすれば、ハイエンドの Chromebook Spin 714 や Chromebook Plus 514 / 515 などのシリーズの新モデルになる可能性もあります。
最近では MediaTek のハイスペックな Kompanio チップの話題が多くなっていましたが、Intel のハイスペックなチップを搭載する Chromebook の開発も継続しています。これがいつリリースされるかは不明ですが、Panther Lake は2025年後半から発売予定とされていることから、それ以降になるものと思われます。