「デバイスを探す」アプリの再設計が広く展開。「ユーザー」や現在地の位置情報共有機能などが追加

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Google の「デバイスを探す」アプリの現在地共有機能のスクリーンショット

Google は「デバイスを探す」アプリの新しいアップデートにより、インターフェースや位置情報プレビューの改善や、他のユーザーとの位置情報の共有のサポートを導入しました。現在、この機能に対応したバージョンが広く展開され始めており、現在位置を共有できる「ユーザー」タブも利用可能になっています。

新しく追加された「ユーザー」タブでは、Google マップの位置情報を共有して他のユーザーの位置を確認できるほか、自分の位置情報を他のユーザーと共有することもできます。ただし、記事執筆時点では「デバイスを探す」アプリの機能はベータ版と表示されています。

「デバイス」タブでは、画面の下半分にデバイスとトラッカーのリストが表示され、上には Google マップが表示されるようになりました。これにより、アプリを開いてすぐに位置情報を追跡しやすくなりました。ただ、デフォルトで位置情報を開くデバイスは変更できず、リストの一番上に表示されているデバイスに固定されます。

なお、現在位置の共有は Google アカウントを持つユーザーだけでなく、リンクで共有することもできます。いつまで共有するかの期間も指定でき、デフォルトでは1時間となっていますが、今日のみ、ユーザーが OFF にするまで、カスタムの期間(24時間以内まで)のオプションを選ぶこともできます。

また、今回のアップデートにより、別のデバイスやトラッカーの位置情報を確認するとき、探しているアイテムだけでなく現在位置も表示されるようになりました。以前まで、検索しているデバイスの位置だけがマップに表示されたため、実際の位置との比較が難しい問題がありました。

これらの機能は、「デバイスを探す」アプリの v3.1.277 で利用することができます。

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに50台以上の Chromebook を試し、Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。プロフィールはこちら

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