オンラインゲームプラットフォーム「Roblox」が、Chromebook 向けに最適化された x86 バージョンアプリをリリースしました。これにより、x86 アーキテクチャの Chromebook 上での動作が最大2倍高速化し、よりスムーズなゲームプレイが可能になったと報告されています。
Robloxは、ユーザーが自由にゲームを作成してプレイできるプラットフォームで、様々なジャンルのゲームが提供されています。これまで、Chromebook での Roblox は主に Android アプリ版が利用されていましたが、最適化が十分ではなく、パフォーマンスに課題がありました。
しかし、今回のアップデートにより、ゲームのロード時間短縮やフレームレート向上といった改善が行われ、快適なプレイ環境が提供されるようになりました。具体的な改善点として、人気ゲーム「Adopt Me!」ではフレームレートが 99% 向上し、「Brookhaven RP」では 67% の向上が確認されています。また、それぞれのロード時間も 54% および 55% 短縮されたとしています。
この最適化については、Google の ChromeOS.dev で紹介され、Chromebook 上での Roblox 体験を向上させるための取り組みが伝えられています。
なお、今回のアップデートに伴い、Chromebook ユーザー向けに特典として Roblox の Bloxburg で使用できる、Roblox アバター用の Chromebook Jetpack と限定ホバーボードを発表されました。
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Chromebook や Chromebook Plus で利用できる特典については、こちらのページで確認ができます。
今回の最適化によって、Chromebook での Roblox をプレイしていたユーザーには大きなメリットになります。これを機会に、より多くの Android アプリのChromebook 向けの最適化が進むことに期待したいですね。