Samsung は CES 2025 に先駆けて新しい OLED モニターのラインナップを複数発表しました。これには Smart Monitor シリーズ、Odyssey シリーズ、ViewFinity シリーズが含まれています。
Smart Monitor M9 (M90SF) はデバイスに AI を統合した初の32インチ 4K OLED モニターで、入力信号を分析することでゲームや動画視聴、アプリケーションなど表示されているコンテンツの種類を判断し、最適化な視聴体験を得られるようディスプレイの設定を自動的に調整する AI 画像オプティマイザーを備えています。また、M9 には AI を使用して低解像度のコンテンツを 4K にアップグレードする 4K AI アップスケーリング プロも組み込まれており、元の解像度に関係なくアップスケーリングができます。
Odyssey ゲーミングモニターシリーズからは、Odyssey OLED G8 および G6 の2つのモデルが登場しました。Odyssey OLED G8 (G81SF) は、世界初の27インチ 4K (3,480×2,160) OLED ゲーミングモニターで、240Hz リフレシュレートをサポートしています。もう一方の Odyssey OLED G6 (G60SF) は QHD (2,560×1,440) のモニターで、500Hz リフレッシュレートを備えた初の OLED パネルを採用しています。
どちらのモニターも 0.03ms (GTG) の応答速度や AMD FreeSync Premium Pro をサポート、Nvidia G-Sync 互換、VESA DisplayHDR True Black 400、ノングレアなどを備えています。
なお、CES 2025 では27インチの Odyssey 3D (G90XF) ゲーミングモニターもあり、3Dメガネを必要とせず裸眼で3Dとして映像を見ることができ、Ai を使用して 2D 動画を 3D に変換することも可能です。
最後に37インチの ViewFinity S8 (S80UD)は、アスペクト比 16:9 の 4K (3,840×2,160) 解像度に sRGB 99% の色域、Intelligent Eye Care により環境に応じて色温度を調整する機能やアイセーフモード、チラツキ防止機能なども備えています。また、KVMスイッチを内蔵し、90W USB-C 給電もサポートしています。
これらのデバイスの価格や発売日は明らかにされていませんが、CES 2025 の会場ではデモ機が展示されており、実際に試すことができます。
Source Samsung