Lenovo は CES 2025 で新しいハンドヘルドゲームPCの Legion Go S を発表する予定ですが、前回のレンダリング画像のリークに続いてスペックに関する情報もリークされました。
リークされた情報によれば、Legion Go S は 120Hz リフレッシュレート、最大 500nits 輝度、100% sRGB 色域、16:10 のアスペクト比を採用した 1,920×1,200 解像度の Lenovo PureSight Screen ディスプレイを搭載します。ただし、以前のモデルとは違って Legion Go S はコントローラーを取り外すことができず、一体型となっています。
チップセットには Zen 3+ アーキテクチャに基づいた AMD Ryzen Z2 Go APU が搭載されます。このプロセッサは8コア、16スレッドを採用し、RDNA2 アーキテクチャに基づく Radeon 800M シリーズ GPU を搭載しています。しかし、Legion Go に搭載される Zen 4 コアの Z1 Extreme よりもパフォーマンスはやや落ちることに注意してください。
Legion Go S は 16GB または 32GB LPDDR5X RAM、512GB または 1TB の PCIe Gen4x4 NVMe SSD を搭載し、55.5Wh のバッテリーや USB4 規格の USB-C ポートを2つ搭載しています。
- APU : Ryzen Z2 Go (8c Zen3+)
- GPU : Radeon 800M シリーズ (RDNA2)
- ディスプレイ : 8インチ 1,920×1,200、120Hz、500nits
- RAM : 16GB or 32GB LPDDR5X
- ストレージ : 512GB or 1TB PCIe Gen4×4 NVMe
- バッテリー : 55.5Whr
なお、Legion Go S には従来通り Windows 11 を搭載するバージョン(Glacier White カラー)と、SteamOS を搭載するバージョン(Gray カラー)が用意されています。
価格は約600ユーロになると言われており、性能と機能の割に少し手頃な価格のオプションとなりますが、前世代などが割引されていると微妙な立場とも言えます。なお、手頃なモデルだけでなく AMD Zen 5 の Ryzen Z2 Extreme と RDNA 3.5 の Radeon 890M を搭載する Legion Go 2 も間もなく登場すると言われています。