Google が ChromeOS の新機能とともに新しい Chromebook を発表し、そのうち1つは Samsung の待望の Chromebook Plus モデルとなる Samsung Galaxy Chromebook Plus が発表されました。
この機種のついてはこれまでに数々の開発中の情報をお届けしていますが、その情報のとおり15.6インチと大型の OLED ディスプレイとテンキーを搭載した大型モデルながら、重さは約1.17kgと軽量かつ厚みは11.8mm未満とこれまでで最も薄いくて軽い Chromebook Plus デバイスとなります。
Samsung Galaxy Chromebook Plus には Intel Core 3 100U プロセッサと8GBRAM、256GBストレージが搭載され、バッテリー駆動時間は最大13時間と比較的長い駆動時間を提供します。また、いままでのランチャー(検索)キーに相当するキーに「Quick Insert Key」キーが導入されており、このキーを使うことで Google の AI 機能に素早くアクセスすることができます。ここからアクセスできる機能は、以下のような機能が含まれています。
- Help me write
- GIF 挿入
- 最近開いたウェブサイトへのリンクを追加
- Google ドライブの検索によるファイルや写真、動画へのリンク挿入
- 計算や特定の日付の追加、単位の変換など
なお、「Quick Insert Key」は Samsung Galaxy Chromebook Plus のみで利用できますが、既存の Chromebook ユーザーはキーボードショートカット(ランチャー/検索 + F)を使って同じ動作を実行することができます。来年からはこのキーがより多くの Chromebook および Chromebook Plus で展開される予定です。
Samsung Galaxy Chromebook Plus は10月から699ドルで販売を開始しますが、米国以外の地域に関してはリリースされるかはまだわかりません。
なお、今回の発表では MediaTek Kompanio 838 を搭載した Lenovo Chromebook Duet 11インチも含まれており、いくつかの仕様が明らかにされています。
Source Google