ウェブ上の Google マップのタイムラインが2024年11月19日に廃止されます

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Google マップでは「タイムライン(旧ロケーション履歴」機能を利用して、ユーザーが過去に訪れた場所を追跡できるようにしてきました。この機能はバックグラウンドで動作しており、ユーザーが許可している場合にはウェブ上および Google マップアプリから自分が訪れた場所の履歴を見ることができます。

今回、Google はユーザーのプライバシーを保護して安全性を保つために、ウェブ上の Google マップからタイムラインへのアクセスを今後数ヶ月以内に廃止する予定であることが発表されました。具体的な終了日は2024年11月19日となっています。

この変更について Google は「タイムラインを保持するか、2024年11月19日までにご判断ください」というタイトルのメールをユーザーに送信しています。メールの内容では、タイムラインの仕組みが変わったことで、今後はデバイス上で履歴が作成されるようになることを伝えています。そのため、これまではウェブ上でタイムラインが同期されていましたが、複数のスマートフォンにログインしている場合は、各デバイスごとに新たに訪れた場所の履歴がそれぞれのタイムラインとして保存されるようになります。

なお、保存済みの訪問履歴と経路を保存する場合は、2024年11月19日までに使用しているスマートフォンのいずれかで設定を選択する必要があります。変更後は、タイムラインはモバイルアプリでのみ使用可能となります。

また、保持の対応をしなかった場合はデータが失われる可能性があるとしており、2024年11月19日以降に初めてログインしたデバイスは最大90日のタイムラインデータの移行が試みられますが、それより古いデータは削除されます。

2024/06/06 追記 : 情報提供により、6月4日に通知を受けたユーザーは2024年12月1日を移行期限として案内が行われているようです。また、新機能に以降したことで過去のロケーション履歴をすべて失ったり、一部欠損するといった状況が発生していることが報告されています。

今回の変更についての詳細はマップヘルプをご確認ください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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