PC ゲーム向けのハンドヘルドデバイスの一つである「Lenovo Legion Go」は、より手頃な価格になると思われる「Lenovo Legion Go Lite」を開発していることが報告され、近日中に発表する可能性があることが伝えられています。
今回の情報は Android Central の情報源によるもので、開発が進んでいるとされる新しいデバイスは、昨年12月に発表された「Lenovo Legion Go」を改良したモデルになるようです。どのような改良が施されているかは不明とのことですが、名前に「Lite」とついていることから小型化や軽量化、あるいは性能を抑えたりして、より手頃な価格のモデルになる可能性があります。
例えば、競合機種である「ASUS ROG Ally」には AMD Z1 Extreme ではなく通常の Z1 チップがあるように、1つの下のチップセットを採用することはあり得ます。
Lenovo Legion Go はハンドヘルド PC としては大きい8.8インチディスプレイを採用し、キックスタンドと取り外し可能なコントローラー(ジョイスティック)が備わっています。性能や冷却機能も十分ですが、ASUS ROG Ally に比べて200g近く重たいなどの欠点もあります。これが解消された「Lite」なデバイスであるとすれば、外に持ち出して気軽にゲームをプレイしたいユーザーには良い選択肢になることは十分に考えられます。
具体的なスペックやリリース時期についてはわかりませんが、発売までそう遠くはないとしているようなので、近々登場することが期待されます。
なお、ASUS は Computex 2024 にて「ASUS ROG Ally」のアップグレードモデル「ASUS ROG Ally X」を発表することを予告しています。