Google は ChromeOS におけるデフォルトのフォントで Roboto フォントを利用していますが、最近のコード変更によれば ChromeOS の UI で使用されるフォントが Roboto から Google Sans に切り替えようとしていることが確認されました。
この報告は 9to5Google によるもので、Google はこれまで ChromeOS (あるいは Chrome Webブラウザ)では Roboto をデフォルトフォントにしており、Google Sans はごく一部の場所でのみ使用されています。ちなみに以前は Chromebook でもデバイスのデフォルトフォントを変更することができましたが、現在はデフォルトのままで変更することができません。
今回、Google は ChromeOS の UI を Roboto から Google Sans に完全に切り替える理由として、Material 3 デザインに準拠するために行われるようです。
また、Google Sans が Chromebook で使用できない場合は Google Sans がグリフをサポートしていないデバイスでは、これまでどおり Roboto がデフォルトとして使用されるとしています。これは ChromeOS Flex デバイスを示しているものと思われます。
現時点では Google Sans へのフォント切替のタイミングはわかりませんが、タイミング的には ChromeOS 126 で導入されると予想されます。特にフラグなどもないようなので、更新されればすぐに反映されるようになります。