今月半ばに Google アシスタントキーを搭載する新しい Chromebook 「Xol」 の開発が始まっていることと、これが Samsung の Chromebook になる可能性をお伝えしています。今回、さらにこのデバイスが Chromebook Plus デバイスになることがコードから示され、NVMe ストレージを採用するなど、Galaxy Chromebook の復活が期待できそうな内容です。
「Xol」はインテル第12世代または第13世代をベースに構築されたデバイスと言われ、Google アシスタントキーを追加する取り組みが行われており、関係者には Samsung のメールアドレスを持つ開発者や過去に Samsung デバイスの開発に携わった人物がいることが前回の記事でも確認されています。
この2週間ほどで開発は進展しており、「Xol」には Chromebook Plus のロゴを表示するブート画面が追加されたことが Chrome Unboxed から報告されました。
すでに Chromebook Plus デバイスを利用しているユーザーはご存知かもしれませんが、これらは最初の起動時に「Chromebook」ではなく「Chromebook Plus」とロゴが表示されます。ロゴが追加されたことにより、少なくとも「Xol」は Chromebook Plus デバイスになることは間違いありません。
また、「Xol」は NVMe ストレージをサポートしていることもコードから確認されています。一般的な Chromebook であれば eMMC を採用する傾向があるため、NVMe ストレージを採用するということは、少なくともスタンダードなモデルではなくハイスペック寄りであることが期待できます。
※ ASUS が UFS ストレージを搭載する ASUS Chromebook Plus CX34 をリリースしていますが、こちらは Chromebook Plus の中でも手頃な価格のモデルです。
と、Samsung の Chromebook で Plus になってハイエンドモデルと言えば、Galaxy Chromebook シリーズとなることが期待できます。ただ、私の印象では過去数モデル(Galaxy Chromebook 2 360 / Galaxy Chromebook Go など)に関しては Galaxy と言えるかどうか疑問なモデルだったので、新しい「Xol」ではそのようなことがないようにしてもらいたいですね。
いずれにしても現時点では開発段階のデバイスになるため、最終製品がどのようになるかはわかりません。しかし日本でも人気のある Galaxy Chromebook が再びリリースされることを私は期待しています。まじで。