現在、ChromeOSでも一部のデバイスはローカルでSteamへのアクセスが許可されていますが、その数はまだ限られていることと要件もそれなりに厳しく、まだ開発中の機能のままです。
今回の報告によると、Intel Alder Lake世代となる N100 および N200 を搭載するエントリークラスのChromebookでもSteamがテストされており、間もなくいくつかのデバイスでアクセスできるようになります。
Chrome Unboxed によると、Chromium Gerritで発見したコードから 「Nissa」および「Skyrim」をベースとしたChromebookが Borealis(ベータ版のChromebook用Steamコンテナ)にアクセスできるようになることを確認しています。
ただ、あくまでも開発中の機能に関してごく一部のエントリークラスのデバイスで利用可能になるかもしれないというだけで、実際にこれが反映されるかどうかはわかりません。
海外のレビューを見るとN100やN200を搭載したChromebookの評価はまずまずといったところですが、ゲーム用のCPUではないためさすがに厳しいものがあると思います。当然、AAAタイトルなどグラフィックボードをぶん回すようなゲームは無理でしょう。
とは言え、軽めのゲームであればプレイすることはできると思いますし、Chromebookでもゲームができるという選択肢が増えることは良いことです。
なによりエントリークラスでも気軽に試せるようになることは悪いことではありません。Chromebookで安定してSteamで遊ぶためにはまだ先は長いですが、今後の進展に期待したいですね。
ちなみにN100 / N200を搭載したChromebookは国内でまだ発売されていません。まずはそこからですね。
- Lenovoが12.2インチの「IdeaPad Flex 3i Chromebook」を海外で発表。 Intel N100/N200搭載
- ASUSが新しい「ASUS Chromebook CR11」シリーズを海外で発表。Intel N100搭載
- Acerが教育市場向け新モデル「Chromebook Vero 712」などを海外で発表
Source Chrome Unboxed