Googleがランチャーのデザインを「Productivity Launcher」へと変更したことによって、ランチャー内には「前回開いていたページを開く」というセクションが表示されています。今回の報告ではこのセクションがランチャーからトートに移動し、「候補のファイル(提案されたファイル?)」へと変更される可能性が報告されました。
現在のChromeOS 107 Stableでは、「前回開いていたページを開く」というセクションが表示されているわけですが、これが表示されているとランチャーの幅を狭めているので煩わしさを感じたことがあるかもしれません。一応、折りたたんで非表示にすることもできますが、多くのユーザーにとっては邪魔のように思います。
これがCanaryではトートに移動したことがC2 Productionsから報告されています。
また投稿されたスクリーンショットを見ると、「Suggested Files (候補のファイル/提案されたファイル)」へと名称が変更されていることもわかります。今回の変更が反映されれば、アプリランチャーではなくファイルを扱うトートに移動されることで、より自然な取り扱いができるようになると思います。
もともとトートでは、ファイルの表示をピン留め(シェルフに固定)することができたり、トートから直接ダブルクリックでファイルを開くことができます。ここにGoogleドライブの「候補リスト」のようなものが表示されることで、ファイルアプリを開かず編集途中のファイルなどにアクセスできるようになれば、より便利になることが期待されます。
ただ、これらの機能そのものが必要ない人もいると思いますが、機能を無効にできるかどうかはわかっていません。
現時点では、Canaryのみで反映されているようなので、これがStableに反映されるまではまだしばらく時間がかかりそうです。
Source: Chrome Unboxed