Androidではすでに「プライバシー インジケーター」と呼ばれる、「デバイスのマイクからの音声またはデバイスのカメラからの動画の記録を許可するタイミングを制御できる」という機能が追加されていますが、これがChromeOSにも追加されることが報告されました。
今回の報告について具体的にどういうことかと言えば、例えばAndroidではアプリがマイクやカメラにアクセスすると緑色のバブルやドットが表示されますが、これがChromebookでも同じように表示される、つまりカメラやマイクが機能していることが一目でわかるようになります。
現在、ChromeOSでテストするために実験的なフラグが追加されることがわかっています。
PrivacyIndicators: Add a Chrome flag for the feature.
chrome://flags#enable-privacy-indicators should be available after this
CL.Enable Privacy Indicators: While screen sharing or camera/microphone is being accessed, show a green icon in the status area and add a silent notification to the tray.
Chromium Gerrit
フラグは #enable-privacy-indicators で有効にすることができ、画面共有やカメラ&マイクにアクセスしている間、ステータスエリアに緑色のアイコンを表示してサイレント通知をトレイに追加されるようになります。
気づかずにマイクやカメラ、画面共有をしている場合や意図せずしてしまっている場合など、プライバシー保護に大きなメリットがあるように思いますので、良い変更点ではないでしょうか。
現時点ではまだ試すことができないようですが、今後のCanary等のアップデートで試せるようになれば改めて報告します。
Source: Chrome Story