GoogleはWindowsノートPCでモジュール式のカスタマイズ可能なデバイスをリリースしているFrameworkと協力し、新たにカスタマイズ可能な「Framework Laptop Chromebook Edition」を発表しました。
12月初旬に発売予定となっていますが、本日から予約注文が開始しています。
「Framework Laptop Chromebook Edition」は、天板にChromebookのロゴと歯車のロゴが付いたアルミニウム筐体となっていて、重さは約1.3kgで厚みは15.85mmとなっています。13.5インチに3:2のアスペクト比を採用(2256×1504)したディスプレイ、1.5mmキートラベルのキーボードを搭載しています。
現在のベースモデルは、インテル第12世代Core i5-1240Pと8GBRAM、256GBストレージ、Wi-Fi 6Eサポートとなっています。最大64GBRAMと最大1TBストレージまで拡張可能になると記載されていますが、現時点ではまだ選択はできません。
またWindowsモデルと同様にポートをコンポーネントを利用して変更可能となっていて、USB-C、USB-A、MicroSD、HDMI、DisplayPort、およびイーサネットを追加することも可能です。さらにハードウェア側のプライバシースイッチ(マイクとカメラのオフ)なども搭載されています。
追加コンポーネントによって価格は変わりますが、ベースモデルでは999ドルからとなっていて、拡張性の高さやメンテナンス性の良さを考えると悪くない選択肢だと思います。
以前から思っていましたが、デバイスのイメージで言えばディスプレイ解像度なども含めて「Acer Chomebook Spin 713」に近いデバイスになると思っています。ですので、あれが合う人であればかなり面白いデバイスではないでしょうか。
WindowsモデルがリリースされたときにはChromeOSでも出れば良いのにと思っていましたが、まさか本当にリリースするとは驚きました。興味のある人はぜひFrameworkのサイトをチェックしてみてください。