本日、Acerが海外市場にて新しいChromebookを2機種、14インチコンバーチブルタイプの「Acer Chromebook Spin 714」と10.1インチタブレットの「Acer Chromebook Tab 510」を発表しました。
「Acer Chromebook Spin 714」はエンタープライズ向けも選択できるハイエンドモデル、「Acer Chromebook Tab 510」はSnapdragon 7c Gen 2を採用してLTEもオプションでサポートするポータブルモデルとなっています。
両者のスペックについては、わかる範囲で以下にまとめておきます。
Acer Chromebook Spin 714(CP714-1WN)
ディスプレイ | 14インチ ・2560×1600 ・1920×1200 100%sRGB |
CPU | Core i5-1235U Core i7-1215U Core i7-1265U Core i7-1260P |
RAM | 最大16GB |
内部ストレージ | 最大512GB PCIe Gen 4 NVMe SSD |
ポート | USB-C(TB4) ×2 USB-A ×1 HDMI 3.5mm jack |
ネットワーク | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.2 |
Webカメラ | 1080p ノイズリダクション |
バッテリー | 最大10時間 30分で4時間分の急速充電 |
その他 | 本体収納式USIペン MIL-STD 810H (OP)指紋センサ |
サイズ | 312.6 x 224 x 18.05mm |
重さ | 1.4kg |
こちらは14インチディスプレイで解像度を2種類から選択でき、タッチスクリーン対応で本体収納式USIペンを備えたコンバーチブルタイプのChromebookです。
CPUはインテル第12世代のCore i5とi7を選択することができ、最大16GBRAM、最大512GBストレージのハイエンドモデルとなります。ポート類も充実、Wi-Fi 6EとBT5.2をサポート、ノイズリダクション付きのフルHD Webカメラ、オプションで指紋センサなどエンタープライズ向けとしても申し分のない高性能&高機能となっています。
「Acer Chromebook Spin 714(CP714-1WN)」は、北米で8月に749.99ドルから販売開始となります。エンタープライズ向けとなる「Acer Chromebook Enterprise Spin 714」は北米で同じく8月に1,099.99ドルから販売される予定です。
なお、日本語ページがAcer公式サイトに登場していますので、日本でのリリースは期待できます。
Acer Chromebook Tab 510(D652N/D652NL)
ディスプレイ | 10.1インチ IPS 1920×1200 |
CPU | Snapdragon 7c Gen 2 |
RAM | 最大4GB |
内部ストレージ | 最大64GB eMMC |
ポート | USB-C ×1 3.5mm jack |
ネットワーク | Wi-Fi 5 Bluetooth 5.0 (OP) 4G-LTE |
リアカメラ | 8MP |
フロントカメラ | 5MP |
バッテリー | 最大11時間 |
その他 | 本体収納式USIペン キーボードフォリオケース対応 MIL-STD-810H |
サイズ | 本体のみ: 257×161.6x 9.74mm フォリオ込: 269×174.8×21.94mm |
重さ | 本体のみ: 0.47kg フォリオ込: 1.03kg |
「Acer Chromebook Tab 510」は、久々に登場した10.1インチのタブレットデバイスで、本体収納式スタイラスペンを備え、MIL-STD 810Hに準拠した堅牢性を有しつつ、オプションでLTE対応モデルを選択できる点が特長です。
「Tab 510」にはSnapdragon 7c Gen 2と最大4GBRAM、最大64GBストレージを採用したエントリー〜ミッドレンジクラスのChromebookタブレットとなっているため作業向きではありませんが、持ち運びするデバイスとしては良さそうな1台です。また大人が使うことはもちろんですが、学校や子ども向けとしても有効なChromebookと思います。
「Acer Chromebook Tab 510」は、北米にて7月に399.99ドルから販売される予定です。