ChromeOSのシェルフの右端部分には常に時計が表示されていますが、フラグを有効にすることで日付が表示できるようになり、さらには日付をクリックしてGoogleカレンダーの予定も表示させることができるようになります。
しかし、現時点では表示された時計と日付が同じエリアで隣接しているため、クイック設定を表示させたくても、簡易のカレンダーが表示されてしまうことが多々あります。
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日付が表示されていると便利なので表示させておくわけですが、通知を閉じるときなどでクイック設定を開こうとしてカレンダーが開いてしまうため、地味に煩わしさを感じています。
しかし、ChremeOS 102 Canaryの新しいアップデートで、ここの日付部分と時計部分が分割して表示されるようになりました。
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シェルフの右側を見ていただくとわかるとおり、日付部分と時計部分が分割されています。
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小さな変更点ですが、クリックすべき場所が明確になり、誤って開くことによるストレスがなくなるなどユーザーエクスペリエンスの観点からは大きな改善点だと思います。
個人的には現在の日付と時計の間に区切りが”、”になっているところもイマイチに感じていましたので、それがなくなってスッキリして良いと感じます。いまのところミスってカレンダーを開くこともなくなりましたので、早めにこれがStableでも適用されると嬉しいですね。
なお、この日付と時計の分割はフラグ chrome://flags#calendar-view を有効にする必要がありますが、現状ではChromeOS 102 Canaryでのみとなっている点にご注意ください。
Source : ChromeUnboxed