ついに「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」に続くキックスタンド付きカバーと着脱式キーボードを採用したChromebookタブレット、「ASUS Chromebook Flip CM3000」が近々リリースされる可能性があることがリークされました。
「ASUS Chromebook Flip CM3000」は、ドイツのECサイトに掲載されたことでスペックや価格なども明らかとなっています。
スペック
ディスプレイ | 10.5インチ グレア 1,920 × 1,200 タッチスクリーン |
CPU | MediaTek MT8183 |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 64GB / 128GB eMMC |
フロントカメラ | 2MP(1,080p) |
リアカメラ | 8MP |
ネットワーク | Wi-Fi 5 Bluetooth 4.2 |
バッテリー | – |
ポート | USB-C ヘッドホンジャック |
その他 | 本体収納式USIスタイラスペン 着脱式キーボード キックスタンド付きカバー |
サイズ | 255×167×8mm |
重さ | 526g(タブレットのみ) |
価格 | 449ユーロ |
基本的なスペックでは「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」とほぼ同じで、「ASUS Chromebook Flip CM3000」はディスプレイがわずかに大きい10.5インチとなっています。
そのため、性能で言えば重たい作業には向かずタブレットとしても使えるエントリークラスのChromebookであり、着脱式キーボードとキックスタンド付きカバーが付属しているというのがウリの機種であると言えます。
しかし「ASUS Chromebook Flip CM3000」がユニークな点は、付属しているUSIスタイラスペンが、画像を見る限りでは本体収納式・充電式のUSIスタイラスペンであることです。
単純なスペックだけで考えればLenovoの後追いとなってしまうだけですが、USIスタイラスを本体収納かつ充電式とすることで価値が出ますし、スタイラスペンの利用が前提のユーザーにとってはかなり興味を惹かれるモデルになっていると思います。
また着脱式キーボードについてもわずかに変更が加えられたようで、キーボードに傾斜をつけることができるようです。
「Duet Chromebook」はキーボードがフラットな状態でしか使えませんでしたが、「ASUS Flip CM3000」はSurface Proシリーズのキーボードのように、傾斜を着けて利用することができるようです。
基本的なスペックは同じでも、細かいところにかなり違いが出ていますし、その違いも全体的に良い方向に修正されていると思います。
発表時期などについては不明ですが、CES 2021で発表されたモデルと同様で「ASUS Chromebook Flip CM3000」も非常に期待できますので、発表されるのが楽しみです。
あとは価格次第ですが、情報が掲載されたドイツのサイトでは449ユーロとなっています。
もちろんこれはプレースホルダーという可能性もありますが、できればもう少し手頃な価格で出してくれると嬉しいので、これも期待したいと思います。