ロンドンで開催される教育関連イベントBETTに併せて、Googleは今後リリースされる新しいChromebookの自動更新ポリシーの期限を8年間とすることを発表しました。
昨年の10月頃には、100台以上のChromebookを対象として、自動更新ポリシーの延長がされていますが、それとは別に2020年以降に発売される新しい機種を対象としています。
また、この延長はEducationモデルに限らず全てのモデルが対象となることもGoogleは明らかにしていますので、一般ユーザーでもビジネスユーザーでも変わらず長く使うことができるようになります。
自動更新ポリシーが8年間となることで、新しいChromebookを1台購入すれば、それだけ長くOSアップデートの保証を受けることができます。
また、数年ごとにハードウェアを買い替えたくない方や企業、学校などで、ある程度決まった期間使用することを想定しているにも考えやすいものになっていると思います。
とくに小学校は1年生で買えば卒業までなんとか1台で乗り切れる…くらいにはなったということも言えますね。
しかし、まだポリシー期限が残っているからと、次のモデルを購入するのを躊躇う方も出てくると思いますし、期限が中途半端なタイミングで購入するのを悩む方も出てくることが想定されます。
とはいえ、他OSとは違ってログインするだけで簡単に環境を移行できるので、乗り換えしやすいというのはChromebookの救いかもしれません。
ちなみに機種があれば、Chromebookの設定画面から自動更新ポリシーの期限がいつまでかは確認することが可能です。
あとは、このポリシー延長を受けて、メーカー側も公式サイト等で期限がいつまでなのかを表記してくれれば、型番違いなどで混乱しなくなって良いと思うんですけどね。
ということで、自動更新ポリシーについては、(まだ2019年のままですが)説明した記事をまとめていますので、そちらも併せてご覧くださいませ。