海外でも低価格帯でのLTE対応モデルは限られたメーカーしかリリースしていませんが、そのうちのCTLからCeleron N4020を搭載する「Chromebook NL71」のLTE対応モデルがリリースされました。
ただ、基本的に購入は米国内に限定されることと、回線もSprintの無制限データプランに限られているようです。
なので今回は参考程度の紹介しますので、ざっと読み流して貰えれば良いと思います。
スペックについて
CTL Chromebook NL71 LTE | |
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ディスプレイ | 11.6インチ IPS 1,366 × 768 |
CPU | Celeron N4020 |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSD |
カメラ | あり |
ポート | USB-C ×1 USB-A ×2 HDMI ×1 イヤホンジャック ×1 |
ネットワーク | LTE(Sprint限定) Wi-Fi 802.11ac Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 最大12時間 |
スタイラスペン | – |
その他 | 70cm落下テスト 外れ防止キー キャリーハンドル |
重さ | CT: 1.11kg |
自動更新ポリシー | 2026年6月 |
スペックはこのようになっていますが、実は今年の1月に発売されている「CTL Chromebook NL71」がそのままLTEに対応しただけ、なんですよね。
なので、スペックとしてはとくに大きな変更点はなく2020年のスタンダードなモデル、とくに日本では文教向けにリリースされるGIGAスクール構想に準拠したChromebookと同等の性能であるのが「CTL Chromebook NL71」という感じです。
LTEをサポートするのがウリとは言え、Sprintの無制限データプランのみ利用と書かれている時点で、日本での販売には期待できない(元々CTLは国内でMeetingセット以外出てない)ので、海外でもLTEモデルが一応出てはいるということを再確認して頂ければと思います。
正直、日本国内だとAcerのコストコ野郎(C732L-H14M-LTE)の影響もあって、Chromebookは使える回線が限定されているという印象だと思いますが、Samsungの「Chromebook Plus V2」をはじめ海外でも同じような状況と言って良いのかもしれません。
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もちろん、DELLの「Latitude Chromebook」をはじめごく一部のモデルでは例外もありますが…。
国内でもNECがLTE対応の「Chromebook Y2」をリリースしてくるわけですが、果たしてそれもどうなることやら…というか個人では購入できないと思われるので、個人向けのLTE対応Chromebookにもう少し選択肢が増えてくれてもいいと思います。
と、余談が多くなりそうなので、このあたりで。
興味のある方は、CTLの米国公式サイトを御覧ください。