今回、CTLは堅牢ではなく超堅牢なChromebookの2モデル、「CTL Chromebook NL7T-X2」と「CTL Chromebook NL7TW-X2」を発表しました。
ベースとなるChromebookは、昨年発売されている「NL7T」シリーズですが、今回の何が凄いかと言うと、偶発的な損傷に対して、ただChromebookで堅牢性を高めるだけでなく、専用の保護ケースでさらに保護するという手段を講じてきました。
そのおかげで、もともと頑丈に設計されたChromebookがさらに堅牢性を高めることができた、というわけです。
ということで、今回の「CTL Chromebook NL7T-X2」と「CTL Chromebook NL7TW-X2」のスペックをまとめておきます。
スペック
ちなみに2つのモデルの違いは、Wacom EMRスタイラスペンに対応するかどうかのみで、基本的なスペックは共通しています。
CTL Chromebook NL7T-X2 / NL7TW-X2 | |
ディスプレイ | 11.6インチ IPS 1,366 × 768 GorillaGlass タッチスクリーン |
CPU | Celeron N3350 |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×2 イヤホンジャック |
カメラ | 1.0 MP 720P camera 5.0 MP 720P world-facing camera |
バッテリー | 最大10時間 |
その他 | 360度ヒンジ 耐水性キーボード/アンチピールキー 格納式キャリングハンドル 70cmまでの落下試験 衝撃吸収フレーム 強化ポート、ヒンジ、電源プラグ Wacom EMRスタイラス対応(NL7TW) 1年間部品保証・偶発的損傷への保証 |
重さ | 1.27kg |
価格 | NL7T-X2 : 329ドル NL7TW-X2 : 359ドル |
スペックと価格についてはこんな感じになっています。
どちらも11.6インチのIPS方式を採用したHD解像度ディスプレイとなっていて、360度ヒンジによりタブレットモードやテントモードの利用ができます。
スペックはエントリークラスのChromebookとして平均的なものですので、これから使うにも十分かと思います。
CTLのChromebookはユニークなモデルが多く、この2つもキャリングハンドルが付いていますし、堅牢性重視といっても1.3kg程度の重さで済みますので、持ち運びにも向いています。
今回追加された保護ケースにより、落下耐性や衝撃耐性が向上しているため、タフな現場や雑な持ち運びはもちろん、落下しやすい環境にある場合は、安心して利用できるかと思います。
あとは、偶発的な損傷や修理対応など、1年間保証してくれるポリシーがあるようなので、いざというときも安心なんですが、海外でのお話ですので、日本ではたぶん無理なのが残念。
子どもがいたずらして落としたり、飲み物をこぼしたりするような状況にあるなら、選択肢として良さそうなんですけどね。
価格について、スタイラス非対応の「NL7T-X2」が329ドル、スタイラス対応の「NL7TW-X2」が359ドルとなっています。公式サイトではプラス29ドルで、3年保証にもできるようですが。
いずれにしても、国内ユーザーはさらに限られそうなので、興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください。
それにしても、ここまでやるかって感じですね(笑)
プレスリリースCTL Announces New Extra Rugged Touchscreen Chromebook Models