1年以上前から、Chrome OSでもロック画面中に時計や天気などを表示させるアンビエントモード(スクリーンセーバー)の開発が進んでいますが、ついにChrome OS 88 Canaryでは標準で機能が有効化されました。
これによって、今までのように Chrome://flags から有効化する必要がなくなります。
Chrome OS 88で新しくなったアンビエントモードは、「スクリーンセーバー」オプションとして「設定」内のカスタマイズに部分に表示されます。
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ここから有効にすることで、現段階ではスライドショー設定と天気を表示させることができます。
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スライドショーは、Googleフォトからアルバムを選択するかアートギャラリー(アートワークや画像ライブラリ)から選択できるため、自分の好みの画像を使用することも可能です。
これまでChromebookなどChrome OSデバイスは、ロック画面に入るとそのままブラックアウトしてしまうため、アンビエントモードが利用できることで待機時間が少しデスクトップっぽくなりますが、現時点では時計と天気予報だけに限られています。
バッテリー消費にどの程度影響するかはわかっていませんが、気になる方はこの機能をオフにすることもできます。
このままOSアップデートが進めば、Chrome OS 88は2021年1月後半にStableに到着することになります。