今年になってからChromebook「Volteer」という、インテルの第11世代CPUを搭載するボードが開発されていることが発見されました。
すでにいくつか派生機種についての情報も登場していますが、実は一ヶ月ほど前にGeekbenchには「Volteer」のベンチマークが登場していたことがわかりました。
この掲載結果のおかげで、11世代のIntel Core i3-1115G4、i5-1135G7の2つのCPUを搭載したモデルが開発されていることは間違いなく、8GBRAM、16GBRAMを搭載することがわかりました。
これらのスコアついては、第10世代CPU搭載のChromebookのベンチマークと比較してみます。
これを見た感じでは、どちらのモデルもシングルコアスコアは約40%、マルチコアスコアは50%以上向上していると考えて良さそうです。
現行の第10世代搭載モデルでもChromebookとしてはかなり余裕があるわけなので、11世代になるだけでもかなりの性能向上が期待できそうです。
さらにCore i5-1135G7には新しいIntel Iris Graphics XeGPUが搭載されることでグラフィックス性能改善だけでなくバッテリーもより長くなることが期待されます。
またコミットなど過去の情報により、第11世代CPU搭載のChromebookには、4Kサポートや高性能Webカメラ、USB 4などが搭載されると伝えられているため、かなりハイスペックなChromebookが中心となりそうですね。
この点に関しては、「Volteer」の派生である「Halvor」がGoogleの新しい「Pixelbook」ではないかとウワサされるくらいなので、このボートから開発されるモデルはかなり期待できる思います。
どこのメーカーからリリースされるかはまだわかりませんが、Geekbenchにスコアが登場したタイミングや開発ペースから考えると2021年のCESで発表される可能性があります。
来年は今年以上に面白い年になりそうですね。
Source: About Chromebooks