今月の始めにも、開発中の機能として紹介されていますが、ChromebookにもAndroidスマホと同じようにアンビエントモードが搭載されています。
すでにCanaryチャンネルに登場し、まだ機能はしていませんが、BetaやDevからでも Chrome://flags にあるフラグを有効かすることで、今後機能予定の内容を見ることができます。
アンビエントモードとは?
すでに一部のAndroidスマートフォンをご利用の方はイメージできると思いますが、充電中や非操作時の画面に、GoogleフォトのアルバムやGoogleアシスタントの画面を表示させたままにしておけるあの機能ですね。
Chromebookでも同じようなことが今後できるようになり、フラグを有効化したあとの設定画面(ただしまだ未機能)にも、Googleフォトとアートギャラリーを表示させておく選択肢が出てきます。
有効化するには(まだ機能してませんが)
アンビエントモードを有効にするには、Chrome://flags から “Enable Ambient Mode”を有効化します。
この後にChromebookを再起動すれば、設定画面の”カスタマイズ”に”背景モード”という選択肢が増えているので、そこをチェックしてみてください。
そうすると、”背景モード”の項目内にGoogleフォトとアートギャラリーという選択があるかと思います。
とは言え、再三申し上げているとおり、まだ開発中の機能となっていますので、これを有効化しても現時点では機能しないことにはご注意ください。
表示内容も追加されるかも
また、先日ChromeUnboxedが発見した開発コミットによると、アンビエントモード中に”天気予報を表示する”という新しい表示内容が追加される可能性を示しています。
これを考えると、いずれはChromebookでもNest Hubのようにメディアコントロールをはじめ、カレンダーや日時なども表示させる機能が追加されることもあり得そうです。
今年はLenovoの「Duet Chromebook」や「10e Chromebook Tablet」をはじめとし、後半にかけてタブレットタイプのデバイスが登場する可能性もありますので、使う幅が広がりそうな期待がありますね。
…そこまで使う機能なのかどうかは悩ましいところですけど。
参考 CHROMEBOOKS WILL SOON HAVE AT-A-GLANCE INFO WIDGETS ON THE AMBIENT MODE LOCK SCREEN