今回は発売開始となるのは、「Chromebox CXI3」と「Chromebook Tab 10」、そして「Chromebook 11 C732」の通常モデルとLTE対応モデルです。
「Tab 10」に関しては、すでにツイッター上でも話題になっていましたので、無事に出て良かったというところですが、「Chromebox CXI3」に関しては、可能性はなくはないだろうけど…といったところで出るかどうかわかりませんでした。
これも無事に発売されるとなれば、今後のChrome OS端末の普及に一役買ってくれそうですよね。
各製品のざっくり紹介
とりあえず、当ブログではそれぞれの製品について記事を書いていたりするので、概要だけサクッと紹介していきます。
Chromebox CXI3
まずは「Chromebox CXI3」について、海外ではCeleronからi7まで4種類のCPUラインナップがありますが、国内ではi3モデルのみが販売となるようです。
第8世代のCPUを採用するChromeboxですので、どれを選んでも一般的な使い方であればまず間違いはないと思います。
一応、デジタルサイネージなどを目的とした法人向けのようで、出来る限り円滑な動作かつコストを抑えるためにi3採用モデルを選んだんじゃないでしょうかね。
法人といっても、おそらく個人ユーザーでも購入は可能だと思います。
ちなみにこの「Chromebox CXI3」に関しては、以前いくつか書いていますので、詳細スペックに興味のある方はご覧くださいませ。
関連Acerから最新の「ChromeBox CXI3」シリーズが発売されます!(2018年版)
Acerの公式商品ページはこちら。
Chromebook Tab 10
これはもう、言わずもがなのChrome OS搭載のタブレット端末です。
一応、国内で発売されるかもしれないという話が出ていましたので、ご存知の方も多いんじゃないでしょうか。
私は我慢できずに輸入してしまいましたが、サポートの面などを考慮すれば当然国内正規品の方が安心だと思います。
こちらは法人・文教向けとしてリリースされていますが、個人での購入も可能かと思われます。
レビューについて興味のある方は下記の記事をご覧いただければと思います。
関連「Acer Chromebook Tab 10」を購入したのでレビュー!ChromeOSタブレットもいい感じです。
Acerの公式商品ページこちらからどうぞ。
Chromebook C732
こちらは型番違いでいくつか時期をずらしてリリースするようです。
まず他の2つと同じタイミングで発売されるのが、ドコモ回線に対応したLTEモデル「C732LT-F14N」のタッチスクリーン対応モデルです。
これも前々から情報は出ていますし、6月に「C732-H14N」というモデルが出ていますが、そちらはタッチ非対応だったため、新しいモデルでタッチ操作に対応したということになります。
「Acer Chromebook C732」シリーズは、外観など基本構成は共通しています。
当ブログではこの製品のスペックについての記事を取り上げていましたが、いつぞやのミスで吹っ飛ばしてしまったため、ざっくりと書いておきます。
Chromebook 11 C732(共通) |
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ディスプレイ | 11.6インチ 1,366 ×768 グレア タッチ対応/非対応モデルあり |
CPU | Celeron N3350 1.1-2.4GHz(2core) |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC |
外部ストレージ | microSD |
Webカメラ | 1,280×720 広視野角対応 |
ポート | USB-C ×2 USB3.0 ×1 イヤホンジャック |
バッテリー駆動時間 | 約12時間 |
その他 | MIL-STD 810G準拠 防滴キーボード 最大180度フラットヒンジ |
サイズ | 幅302 × 奥行209 × 厚み21.3 mm |
重さ | 1.26kg |
このような感じですね。
新しいLTEモデルは12月14日から発売ですが、Wifiのみのモデルは来年2月下旬を予定しているとのこと。
価格設定が気になるところではありますが、現状国内でLTE対応のChromebookといえば「C732」しかありませんので、欲しい方は選ばざるを得ないところかと思います。
ちなみにドコモのSPモードは非対応で、mopera Uの契約が必要ですのでこの点はご注意ください。
Acerの公式製品ページは下記です。
「Chromebook C732LT-F14N」 @Acer公式
まとめ
ということで、今回AcerからリリースされたChrome OS搭載端末はこの3種類となります。
個人的に嬉しいのは、「Chromebox CXI3」がリリースされたことでしょうか。
第8世代のCore i3採用モデルなのはちょっとコスト的に痛いところですが、性能面で言えば必要十分すぎるところですので、予算が許せば何も問題はないと思います。
「Chromebook Tab 10」が出たことももちろん喜ばしいところですが、個人ユーザーではかなりマニアックなタブレット端末ですし、海外でも価格に関してはあれこれ突っ込まれていたので、日本での価格がどうなるかといったところ。
LTEモデル「Chromebook C732」に関しても、6月リリースされたものとほぼ相違ないレベルですので、ちょっとパンチが弱い気がします。
ただLTE内蔵型Chromebookは、現状「Acer C732」しかありませんので、必要な方はこれを選ぶしかないかと思います。
何だかんだ言っても、こうやって日本国内でChrome OS搭載の新機種がリリースされることは喜ばしいことだと思います。