日本時間の4月12日0時から開催していた「Next@Acer 2019」にて、指紋認証センサを搭載した2種類のChromebook、14インチの「Chromebook 714」と15インチでテンキー搭載の「Chromebook 715」が発表されました!
以前から、テンキーと指紋センサを搭載するChromebook「Ekko」と「Bird」がリリースされるかもしれないという話をお伝えしていましたが、ここに来てようやくその正体が明らかになったわけです。
ですので、「Acer Chromebook 715」がテンキーを搭載する初のChromebookとなり、どちらも「Google Pixel Slate」以外に指紋センサを搭載した初のChromebookなります。
スペック
スペックについてですが、両者の違いは主に画面サイズとテンキーの有無による違いで、基本的な構成は同じになっているようです。
現時点では明らかになっていない部分があるため、そこは空欄にしておきます。
Chromebook 714 | Chromebook 715 | |
ディスプレイ | 14インチ IPS 1,920 × 1,080 オプションタッチ対応 |
15.6インチ IPS 1,920 × 1,080 オプションタッチ対応 |
CPU | Celeron 3867U Pentium Gold 4417U Core i3-8130U Core i5-8250U |
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RAM | 8GB 16GB |
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内部ストレージ | 32GB eMMC 64GB eMMC 128GB eMMC |
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外部ストレージ | microSD | |
ポート | USB-C(3.1) ×2 USB-A(3.0) ×2 |
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その他 | MIL-STD 810G準拠 122cmまでの落下テスト済 最大60kgの圧力耐性 指紋センサ バックライトキーボード |
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バッテリー | 最大12時間 | |
サイズ | – | – |
重さ | 1.5kg | 1.8kg |
価格 | 549ドルから | 499ドルから |
とりあえずわかっているスペックはこんな感じです。
ディスプレイはどちらもIPS方式のフルHDディスプレイですが、15.6インチモデルはタッチ対応のノングレアがあるようです。
CPUは型番まではっきりしていませんが、第8世代CPUを採用しているそうなので、
採用されているCPUのが明らかになりました。
エントリークラスとしても、これまでの一般的なChromebookよりパワフルになっていますし、上位モデルはChromebookとしてはかなりのハイスペックとなりそうです。
ストレージは3つの容量から選択できるようで、RAMも8GBか16GBとかなり、ハイスペック寄りのChromebookです。
ボディはフルアルミニウムで、米軍規格のMIL-STD810Gに準拠した堅牢性とバックライトキーボードを搭載しています。
もちろん、どちらも指紋センサと15.6インチはテンキーがあるのが最も特長的なところですね。
そして予想通り、というか相変わらずなのが重さでした。
14インチモデルで1.5kg、15インチモデルで1.8kgとちょっと重い印象を受けますが、15インチは一般的なクラスから考えるとわずかに軽いので、悪くないと思います。
価格についても大雑把なところで把握した感じですが、ベースモデルがこの価格になるようです。
とりあえずのところ、Chromebookでは初のテンキー搭載モデルとPixel以外の指紋センサ搭載というのが今回の一番ですね。
発売はヨーロッパで6月、米国で7月からの予定となっています。
情報については、明らかになり次第追記したいと思います。