Google は 2026 年 11 月 4 日 (現地時間)、対象の Pixel デバイス向けの最新実験的ビルドとなる Android Canary 2611 の展開を開始したことを発表しました。
今回のアップデートでは、「アプリのロック」の復活や、クイック設定のカメラタイルなどが追加されており、記事執筆時点で、筆者の Android Canary ビルドの Pixel 9a でアップデートを確認しています。
Android Canary 2611 の主な変更点
今回の Android Canary 2611 では、次の 4 つの変更が含まれています。
- アプリのロック : 「アプリのロック」が復活
- アプリのバブル起動 : 最近使用したアプリの画面から、アプリをバブルで起動するショートカットを追加
- カメラのクイック設定タイル : カメラを起動するクイック設定タイルを追加
- ロック画面のアラーム表示 : アラームの時刻に AM/PM を表示
「アプリのロック」は Android Canary 2603 で導入された後、しばらく利用できなくなっていた機能です。これらの変更は、前週に配信された Android 17 QPR3 Beta 3 にも含まれていました。


Android Canary で導入された機能は、正式にリリースされるか、いつリリースされるかは分かりませんが、すでに Android 17 QPR3 Beta 3 でも導入されていることから、2027 年 3 月に予定されている Android 17 QPR3 安定版で導入される可能性があります。
ビルド番号と対象デバイス
今回のアップデートでは、ビルド番号が ZP11.261016.008 に更新されています。以下の Pixel デバイスおよび GSI (汎用システムイメージ) 向けに提供されています。
- Pixel 6a
- Pixel 7 / Pixel 7 Pro
- Pixel 7a
- Pixel 8 / Pixel 8 Pro
- Pixel 8a
- Pixel 9 / Pixel 9 Pro / Pixel 9 Pro XL / Pixel 9 Pro Fold
- Pixel 9a
- Pixel 10 / Pixel 10 Pro / Pixel 10 Pro XL / Pixel 10 Pro Fold
- Pixel 10a
- Pixel 11 / Pixel 11 Pro / Pixel 11 Pro XL / Pixel 11 Pro Fold
- Pixel Fold / Pixel Tablet
Canary ビルドを書き込んだデバイスには、約 1 か月ごとに OTA アップデートが配信されます。
記事執筆時点で、筆者の Android Canary デバイスとなる Pixel 9a でも OTA アップデートを確認できており、更新サイズは 1.03GB となっていました。


Android Canary チャンネルについて
Android Canary チャンネルは、開発者が最新の API をテストするための非常に実験的なビルドです。
一般的な利用を想定したものではないため、動作が不安定であったり、致命的なバグが含まれていたりする可能性があります。また、Canary で導入された機能が必ずしも安定版の Android リリースに採用されるとは限りません。
Canary ビルドから安定版に戻る、あるいは Canary ビルドに参加するためには、Android Flash Tool を使う必要があり、データの初期化が必要になります。メインのデバイスで試すことは推奨されず、十分な注意とバックアップをするようにしてください。
発生している問題は IssueTracker から確認・報告できます。











