「OnePlus 7 Pro」を実機レビュー!ハイスペックで良いモデルだけど、惜しい部分も目立つ

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ついに、我が家にもハイスペックなスマートフォン「OnePlus 7 Pro」が届きました。

これまで手持ちのハイスペックと言えば、「Pixel 3」と「Nokia 9」くらいだったので、改めて「OnePlus 7 Pro」を触ると別次元のスピードに感じます。

とくに今回レビューする「OnePlus 7 Pro」は、12GBRAMモデルとなっていますので、あらゆる作業に余裕を持って動作してくれるんですよね。

ということで、今回は「OnePlus 7 Pro」の実機をあれこれレビューしていこうと思います。

ちなみに今回の実機は、GearBestより提供して頂きました。

目次

OnePlus 7 Pro のスペック

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 Oneplus 7 Pro
OSOxygen OS
Android 9
ディスプレイ6.67インチ AMOLED
3,120 × 1,440
90Hz Reflesh Rate
CPUSnapdragon 855
2.84GHz(8core)
RAM12GB
内部ストレージ256GB
UFS3.0
リアカメラ48MP
16MP
8MP
フロントカメラ16MP
ポートUSB-C
バッテリー4,000mAh
その他画面内蔵式指紋センサ
ポップアップ式フロントカメラ
サイズ162.6×75.9×8.8mm
重さ206g

現行では最上位クラスのSnapdragon 855に12GBRAM、256GBのUFS3.0高速ストレージを採用しているため、ハイスペックの中のハイスペックといえるモデルです。

ディスプレイは、ノッチのないベゼルがフチギリギリのフルディスプレイとなっていて、90Hzのリフレッシュレートとなっています。このおかげで、動画閲覧もブラウザも、おそらくゲームもヌルサクに表示されます。

カメラもリアカメラは48MPメインカメラとなっていて、16MP、8MPとトリプル仕様でかなりキレイに撮影することが可能です。この点については記事後半で写真を掲載予定。

フロントカメラは、ポップアップ式フロントカメラを採用していますが、16MPと画素数的には問題はありません。

比較的大容量のバッテリーに、反応の良い指紋センサがディスプレイ下に内蔵されるなど、とにかくハイスペックでハイテクなスマートフォンになっています。

ということで、さくっと開封と外観チェックをしていきます。

開封と外観チェック

まずは外箱からチェックしていきます。

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外箱はこんな感じで、「7」というナンバーをしっかりアピールしています。

裏面には簡単なスペックやシリアルが書かれていました。

まずは付属品のチェックから。

ありがたいことに、ケースが付属しています、

その他には、SIMピンとステッカー、充電器とUSB-C to Aコードが付属しています。

「OnePlus 7 Pro」には、イヤホンジャックがありませんが、USB-C to 3.5mmジャックは付属していないのでご注意ください。

続いて本体の外観チェックです。

まずは取り出したところから。ちゃんと画面保護用のフィルムが巻かれています。

画面下内蔵式指紋センサがあることがわかります。

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続いて各側面の写真です。

右側面には、電源ボタンと3段階トグルスライダーが設定されています。

このトグルスライダーは、iPhoneなどにもあるマナーモードスイッチと同じように音の設定切り替えに使用され、着信音ありの状態とマナーモード、サイレントモードの3つが初期設定で割り振られています。

左側面にはボリュームボタン、下部にはUSB-CポートとSIMスロットがあります。

上部にはポップアップカメラが備わっていますが、これは後ほど。

そしてディスプレイ部分。

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電源を入れればはっきりとわかりますが、この時点でもエッジがかなり丸みを帯びている印象であることがおわかりになると思います。

そして裏面。

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今回はブルーカラーを選択してみました。

かなり光沢のあるボディですが、顔が映り込むような反射はしないですし、そこまで指紋は目立たないように思います。

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カメラ部分のアップです。

このモデルは、48MPのメインカメラと16MP、8MPとトリプル仕様になっています。

光学式手ブレ補正や3倍光学ズームなどを備えていますので、日常使いとしては十分過ぎる性能でしょう。

カメラの性能については、記事後半で「Pixel 3」と比較したものを掲載しています。

OnePlus 7 Pro の良かったところ

ということで、さくっと電源を入れて実際に使用した感想をまとめていきます。

起動してすぐ思ったことは、とにかくディスプレイがキレイですし、ヌルヌル動きます。

これはディスプレイがAMOLEDを採用している上に高解像度ということもあると思いますが、何より90Hzのリフレッシュレートを採用していることで、とにかく滑らかに動くことが凄いです。

スペックは最高峰でヌルサク

あとは単純にハイスペック過ぎるということでしょう。

システム情報と、GeekbenchとAntutuのベンチマーク結果を載せておきます。

Geekbenchはスコアの算出が変わったので、ちょっと表現しづらいですが、Antutuで見る限りは紛うことなきハイエンドスマートフォンであることがわかっていただけると思います。

スコアだけで言えば、世界で5本の指に入るほどのハイスペックとなっています。

ちょっとした動作などもキビキビしていますし、私のような簡単な使い方だとヌルサク過ぎて完全にオーバースペックと言えますね(笑)

ディスプレイも凄い

ポップアップカメラを採用しているおかげで、ノッチもなくベゼルがギリギリまで狭くなっているので、動画再生時にもフチまで表示され、かなり大画面に感じます。

先日投稿した自分の動画で試してみました。

ご覧のとおり、全面に表示された感じになっているので、動画を見るのにちょうどいい感じ。

また90Hzリフレッシュレートのおかげで、ちょっとした操作でも物凄く滑らかに動きます。

ただゲームなど画面の性能を活かし切ることをしない私にとっては、これもオーバースペック気味と言えるかな…。

ポップアップ式カメラが意外と良い

続いてポップアップカメラですが、なかなか画素数も高くキレイに撮影できますし、ニュって出てくる感じが面白くて良いです。

参考までにセルフカメラで撮影した2枚を載せておきます。

想像以上にキレイにに撮影できていますので、自撮りを良くする方にも満足できるものじゃないかと思います。

というか、ミラーモードをオンにしたままだったので、逆さに写ってますね…。

ほとんど自撮りをしない私にとっては十分ですが、よく自撮りをする方からすると物足りないという声がちらほらあるようです。

リアカメラの性能はさすがだと思う

では実際に「Oneplus 7 Pro」のリアカメラで撮影したものをいくつかピックアップしておきます。

もちろん、無補正で直アップロードです。

最後の1枚はポートレートモードで撮影してみました。

全体的にかなりいい感じで撮影できたと思っています(笑)

実は同じような構図で「Google Pixel 3」でも撮影していますが、どちらかと言うと「Oneplus 7 Pro」の方が実物に近い雰囲気で表示され、「Google Pixel 3」の方は色味などがハッキリと濃く出る感じです。

一応、比較で数枚掲載しておきます。

本当はもっとあったんですが、ウォーターマークを入れ忘れてしまって混乱するのでやめました。

今回はまだ、夜景モードを試せなかったので、このあたりは後日試してみたいと思います。

やっぱり「Pixel 3」の方が撮影してすぐキレイという感じがありますが、「Oneplus 7 Pro」は普通でもかなりキレイですし、手動補正してもまだ伸びしろがあるように思います。

個人的にはどっちも捨て難いところですが、好みで言えば「Oneplus 7 Pro」の方が自然っぽい感じがあるので好きかも。

SNS映えするのは「Google Pixel 3」の方かと思いますが(笑)

ちなみに、「Oneplus 7 Pro」では4Kの60fps動画撮影が可能になっていますので、試しに動画を撮影してみました。50秒ほどの動画ですが、なかなか重いのでYoutubeにアップしています。やっぱり4Kはさすがのキレイさですが、60fpsともなるとヌルヌル動いて何か上手に撮影できた気になっちゃいますよね。

ただこのモードは、連続撮影5分という制限が付いているため、それ以上の時間続けて動画撮影する場合には、ノーマル4KもしくはフルHD、フルHD60fpsを選択する必要があります。

また、1分ほどで1GBを超えるサイズになってくるので、いかにストレージが256GBとは言っても撮りためたらすぐパンクしそうなので、注意が必要ですね。

ただこの数日使ってみて、気になる点はありました。

Oneplus 7 Pro の気になるところ

おそらく、スペックを見た印象そのままで実際に触っても思ったこと、という感じです。

ラウンドのエッジじゃなくても良かった…。

購入された方のレビューを見ていると、わりと指摘されているポイントだと思うのが、このスクリーンの左右端部分の丸み。

触る前は、そんなに気になるもんかねぇ何て思ってましたが、いざ実物を前にすると、気になります。

手に持ったときのフィット感みたいなのは悪くないと思いますが、スクリーンの反応が良いせいで、意図せぬ触れで変なところクリックしてしまったり、移動しちゃったりと不便なところがあります。

丸みを帯びているせいで、フチ側にある文字や画像などが歪んで見えてしまうことも多々あります。この辺は慣れ次第かもしれませんが、ちょっと気になるところ。

あと落としたときヤバそうです。

サイズがデカイ、重い

ディスプレイの丸みが気になるのを助長している感のある、サイズの大きさ。

かなり縦長な感じなので、しっかり両手持ちなりホールドしてあげないと心配になります。

あとは重さですね。

さらに実重量は207gと結構重たいんですよね。

これで落としたときの保護のためにケースやカバーをつけるとなると、220g以上は行っちゃいますから、ちょっと片手持ちはだるいですし、ポケットに入れたりするのも少々抵抗があります。

ただその分、見やすさやバッテリー容量が確保されていると思えば、仕方のないところだと思います。

ワイヤレス充電ほしかった!

ここは人に依りけりだと思いますが、やはりワイヤレス充電に慣れてしまった身としては、せっかくハイスペックな「Pro」モデルだったので、ワイヤレス充電は搭載してほしかったのが正直なところ。

有線で急速充電対応とは言われても、コードを差したり抜いたり、あれこれそれどれという手間がワイヤレス充電だとないため、ちょっとしたときの動作の手間感が違います。

できれば今後のモデルでは付けて欲しい…と思いますが、どうやら次の「OnePlus 7T」シリーズもなさそうなので、残念。

とまあ、いまのところは大体こんな感じでしょうか。

まとめ – 素晴らしいけど、もう一声って感じ

ということで、今回は「Oneplus 7 Pro」の初見レビューをまとめておきました。

全体的な出来は素晴らしいですし、とくに写真や動画は遊べそうなので、かなり満足の行く1台だと思います。

しかし、様々な面でハイエンド、ハイテクを取り入れているにも関わらず、地味に有用なワイヤレス充電がないなど、個人的にはもう一歩踏み込んでもらいたかったなというのが正直な感想です。

そうなると、「Google Pixel 3」のバランスの良さが際立ってきた感じがあり、「Oneplus 7 Pro」は惜しい点が目立ってしまうという感じです。

ただ、ワイヤレス充電とFelicaを重視しない方でハイスペックのスマホが欲しい方にとっては、間違いなく有力な選択肢だと思います。

しかも価格が落ち着いてきた影響もあって、以前よりも安価に購入することも可能になっています。

個人的には、メインにすべきかどうか悩ましいところですが、素晴らしいモデルであることに間違いはないので、興味のある方や購入を迷っている方は、マイナス面が少なければ買ってしまっても後悔はないと思います。

すでに後継モデルが登場しているため、Amazonなどの並行輸入品もかなりお手頃となっています。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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