現在、初代 Pixel Fold のカバーディスプレイが、ソフトウェアのアップデート後に使用できなくなるという問題が複数のユーザーから報告されています。
この問題の影響を受けたユーザーは、カバー画面が真っ黒のまま操作を受け付けない状態となり、外側の画面から通知確認や基本操作が行えなくなります。
現時点で Google からこの問題に関する公式なコメントはありませんが、ユーザーから回避策が挙げられています。
カバーディスプレイが動作しなくなる
Reddit ユーザーによると、初代 Pixel Fold は 2026 年 4 月のアップデートから、カバーディスプレイがランダムに真っ黒になったり、反対に内側のメインディスプレイが応答しなくなるなど、不安定になっていたことを報告しています。いずれも再起動で復旧していたため、当初は深刻な問題とは認識されていませんでした。
バッテリーが完全放電して電源が落ちた後、充電して再起動したところ、メインディスプレイは問題ないものの、カバーディスプレイが完全に使用できない状態になったとしています。
ただし、カバーディスプレイのパネルが故障しているわけではなく、デバイスの起動中には Google のロゴが表示されるとしており、Android の起動が完了した直後に画面が真っ暗になります。
このため、原因は明らかになっていませんが、ハードウェアではなくソフトウェア側に問題があると考えられます。
なお、セーフモード起動、アプリ設定のリセット、各種ディスプレイ設定の確認など、一般的な対処法を試してみたものの、いずれも効果はなかったことを報告しています。
回避策は「Fold Switcher」を使う
別のユーザーから、GitHub および F-Droid で公開されているオープンソースのアプリ「Fold Switcher」を使用し、ディスプレイ設定を「Rear Display(REAR_DISPLAY_OUTER_DEFAULT)」に切り替えることで、カバーディスプレイが正常に表示されるようになったとの報告があります。
この操作は標準のユーザーモードで動作し、Shizuku などの高度なセットアップは必要ないとしています。
ただし、あくまでユーザーから提示された回避策であるため、デバイスよっては同様の結果が得られない場合があります。
現時点では修正は未定
初代 Pixel Fold は 2023 年に発売されたデバイスで、Google のサポートポリシーにより 5 年間のソフトウェアアップデートが提供されます。
現時点では Google はこの問題を公式に認めておらず、原因や影響の程度、修正スケジュールは明らかになっていません。
まとめ
ディスプレイの操作が不能になるという問題は、筆者も初代 Pixel Fold で似た経験をしており、後継の Pixel 9 Pro Fold でも SIM 認識エラーからカバーディスプレイのタッチ操作が効かなくなり、最終的に文鎮化するという問題に遭遇しています。
今回の問題はアップデートが原因である可能性が指摘されており、外部ソフトウェアによる設定変更で解消したとの報告もあることから、物理的な故障ではない可能性が高いです。
もし、同様の問題に遭遇した場合には、Google のサポートに問い合わせるか、今回提示された回避策を試してみてください。








