Google は 2026 年 5 月 14 日(現地時間)、企業・教育機関向けの Chromebook 継続方針として、Googlebook 登場後の移行については段階的なアプローチを取るとしており、既存の Chromebook は引き続き導入・運用できることを発表しました。
先日、Google VP のコメントでもサポートの継続については明言されていましたが、改めて企業・教育向けの Chromebook が継続する方針であることが示されました。
企業・教育向けの継続方針
ChromeOS の Product Management Director である Naveen Viswanatha 氏が Google Cloud Blog において、Chromebook が 15 年以上にわたって世界中の学校や企業に安全で信頼性の高いデバイスとして普及してきたことに触れたうえで、Googlebook の追加はポートフォリオの拡張であり、今後数年間は企業・教育機関に向けて段階的なアプローチを取るとしています。
既存の Chromebook を引き続き購入・展開することも可能で、今後の対応として以下が示されています。
- サポートの継続 : ChromeOS は引き続き最大 10 年間の自動アップデートを受け取ることができる
- 管理の継続 : 新たなライセンスを取得することなく、現在の Google 管理コンソールで既存の端末を引き続き管理可能
- 移行の選択肢 : 時期が来た際には、新しいエクスペリエンスへの移行に向けた複数の選択肢が提供される予定
また、サポート期限が近づいているデバイスについては、ChromeOS Flex を利用して既存の PC をコストなしで延命する方法も案内されています。
Googlebook の企業向け機能
Googlebook の企業向け機能についても触れられており、Magic Pointer を使えばカーソルをカレンダーの日付に合わせるだけでミーティングの設定が行えるといった操作が紹介されています。
また、カスタム生成 AI ウィジェットを作成してホーム画面からファイルやチーム会議を整理する機能も搭載される予定です。
セキュリティ面では ChromeOS の基盤を継承しつつ、Google 管理コンソールおよびサードパーティの管理ツールを通じてノート PC、スマートフォン、Android デバイスを統合管理できる環境を整えるとしています。
「複数の選択肢」が示す移行の方向性
今回の発表では、Googlebook への移行について「複数の選択肢(multiple pathways)」という表現が使われており、一律の強制移行ではなく、組織の状況に応じた柔軟な移行が想定されていることを示唆しています。
ただし、移行方法については今後案内されるとしており、長期的に ChromeOS が企業・教育向けの中心的な選択肢であり続けるかどうかについては、明確にされていません。
一方で、現在展開されている Chromebook のサポート期間は保証されているため、最新のモデルであれば最長 2036 年までは Chromebook を利用することが可能です。
まとめ
企業・教育機関における Chromebook の導入・運用について、現時点ではすぐに対応が必要なことはなく、既存の Chromebook は自動更新ポリシーのサポート期限まで引き続きアップデートが提供されます。
今後の移行計画については、Google またはパートナー企業と連携して検討を始めることが推奨されています。
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