Google は 2026 年 5 月 4 日(現地時間)、Google ドキュメントの Gemini サイドパネルで回答のトーンや出力形式などの指示を保存できる「カスタム指示」機能の展開を開始しました。
一度設定すれば会話をまたいで自動的に適用されるため、毎回プロンプトに同じ指示を入力する手間がなくなります。
この機能は同日より段階的に展開が開始されており、すべてのユーザーへの反映まで最大 15 日間かかる場合があります。筆者の Google Workspace アカウントでは、すでに展開を確認しています。
「カスタム指示」でできること
これまで Google ドキュメントの Gemini サイドパネルを使う際は、「箇条書きで回答してください」、「ビジネス向けのトーンで回答してください」といった指示を、会話のたびに入力し直す必要がありました。
今回追加されたカスタム指示機能では、こうした指示を一度サイドパネル経由で Gemini に保存させることで、以降の会話でも自動的に反映されます。


この設定は、Google ドキュメントの Gemini サイドパネルを開き、[その他のオプション (三)] > [設定] > [カスタマイズ] から行うことができます。




Google が例として挙げている指示には、以下のようなものがあります。
- 常に箇条書きで回答する
- ドキュメントを要約する際は、冒頭に必ず 3 点の要点を記載する
- すべてのドキュメントで、簡潔でプロフェッショナルなトーンを使用する
保存できる指示の上限は最大 1,000 件で、追加・変更・削除もサイドパネルから行えます。
管理者によるオン・オフの制御は設けられていないため、対応プランに加入しているすべてのユーザーが個別に利用できます。
対象プランと展開スケジュール
Gemini サイドパネルの「カスタム指示」を利用できるプランは以下のとおりです。
- Business Starter / Standard / Plus、Enterprise Starter / Standard / Plus、Frontline Plus
- Education Plus、Google AI Pro for Education、Teaching and Learning
- Google AI Plus / Pro / Ultra
- AI Expanded Access、AI Ultra Access
即時および計画的リリースドメインの両方で、2026 年 5 月 4 日から最大 15 日かけて段階的に展開されています。
詳細については、Google Workspace のヘルプページをご確認ください。








