2026 年 4 月 11 日 更新: YouTube がこの問題についてバグであることを認め、修正を進めていることを明らかにしました。
2026 年 4 月 9 日時点での内容:
YouTube がテレビ向けアプリにおいて、最大 90 秒のスキップ不可広告のテストを行っている可能性が報告されています。
また、モバイルアプリでも広告のスキップボタンが押しにくくなる新しいフォーマットが確認されており、無料ユーザーに対する広告表示の強化が続いているようです。
なお、筆者の無料アカウントで Google Pixel 10 Pro Fold および Google TV デバイスで確認してみましたが、これらの広告は確認できませんでした。
テレビ向けアプリで 90 秒のスキップ不可広告が報告
Reddit において、テレビ版 YouTube アプリを利用する複数のユーザーから、最大 90 秒のスキップ不可広告が表示されたことが報告されています。


あるユーザーは 40 分の動画でこの広告を確認し、別のユーザーは 20 分未満の動画でも同様の広告が表示されたと述べています。このことから、動画の長さに関係なく長い広告が挿入される可能性があります。
現状、Google の公式ヘルプページでは、テレビ向けのスキップ不可広告の上限は 30 秒と記載されています。そのため、今回の 90 秒の広告はグローバルでの正式な展開ではなく、一部の地域やユーザーを対象にしたテスト段階である可能性が高いと考えられます。
モバイルアプリにおけるスキップボタンの仕様変更
テレビ向けの変更に加えて、スマートフォン向けの YouTube アプリでも広告をスキップしづらい新しい表示形式が確認されています。実際に広告が表示されたユーザーからは、広告の大きなバナーやカードが「スキップ」ボタンの上に直接重なって表示されることが報告されています。

一見するとスキップボタンが別の場所に移動したように見えますが、このバナーを下へスワイプするか、スマートフォンを横向きのランドスケープモードにすることで、再びスキップボタンを押せるようになります。
ユーザーに広告を長く見せるための意図的な変更と考えられ、無料プランを利用するユーザーにとっては動画視聴時のストレスが増加する要因になります。
Premium プランへの移行を促す戦略
Google は、月額 780 円の YouTube Premium Lite プランの機能を拡充しています。しかし、この Lite プランを利用しても広告が完全に非表示になるわけではなく、音楽やショート動画の再生時、また検索時などには引き続き広告が表示されます。とはいえ、通常の動画を視聴する目的のユーザーであれば、より手頃な選択肢となっています。
最近の広告ブロッカーに対する厳しい対策や、今回報告されたスキップ不可広告の延長およびボタン配置の変更などから、Google が視聴者に対して YouTube Premium や Lite プランへの加入を強く促す狙いがあると考えられます。
いずれにしても、今回の長尺広告の登場は無料の YouTube ユーザーに大きな影響を与えるため、有料プランへの加入も検討する必要があるかもしれません。
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