この記事では、2026 年 3 月 29 日から 4 月 4 日の 1 週間にあった、Google Workspace および関連サービスの主なアップデートをまとめています。
今週は、Google スライドでの AI によるスライド生成機能や、Google チャットでのゲストアカウント対応、Google Meet の CarPlay 対応などのアップデートが発表されました。
今週の注目アップデート
今週発表された、ユーザーの利便性やセキュリティに関連する機能について解説します。
Google スライドで編集可能なブランド準拠のスライド生成が可能に
Google スライドの Gemini 機能が更新され、内容に合わせて動的なレイアウトを採用し、編集可能なスライドを生成できるようになりました。
既存のスライドを分析してデザインの整合性を保つ仕組みが導入されており、組織のスタイルに合わせたスライドを AI が構成します。これにより、デザイン調整の手間を省き、資料作成を効率化できます。
Google チャットで「ゲストアカウント」による外部連携が可能に
Google Workspace ユーザー以外と共同作業ができる「ゲストアカウント」機能の一般提供が開始されました。
これにより、Workspace を利用していない顧客やパートナーをゲストとしてチャットに招待し、外部ツールを使わずに Google チャット内でやり取りを完結できるようになります。
Google Meet が Apple CarPlay に対応
Google Meet が Apple CarPlay に対応し、車での移動中もハンズフリーで会議に参加できるようになりました。
Google によれば、まもなく Android Auto 版も展開予定としています。
Google Vids のアバターカスタマイズと YouTube への直接書き出しなど
AI 動画作成ツールの Google Vids では、アバター機能が更新されました。最新モデル「Nano Banana 2」により、ブランドに合わせたカスタムアバターの作成や微調整が可能です。異なるシーンでもアバターの顔と声を一致させたまま動作させることができます。
また、作成した動画を直接 YouTube に公開する機能も追加されました。従来のように MP4 ファイルとして書き出してからアップロードする手順が不要になります。
さらに Google Vids で活用できる Chrome 拡張機能がリリースされ、ウィンドウから直接録画を開始し、動画素材として利用できるようになりました。
その他のアップデート
機能改善や管理者向けのアップデートのまとめです。
Google ドライブのランサムウェア検出とファイル復元
Google ドライブにおいて、ランサムウェアの検出とファイル復旧機能の一般提供が開始されました。マルウェア検出能力が向上しており、必要に応じてファイルを元の状態に復元できます。
Google フォームの Gemini による「質問の候補」が日本語対応
フォームを作成時に次の質問を Gemini が考えてくれる「質問の候補」機能が、日本語を含むより多くの言語に対応しました。
Google Meet 録画のデフォルトダウンロード設定の変更
今後、Meet の録画ファイルはデフォルトで閲覧者によるダウンロードやコピーが制限されます。これに伴い、ファイル所有者以外の閲覧者に対してはドライブ内の「Gemini に質問する」機能もデフォルトで無効化されます。
データリージョンの第三者証明書の提供
管理者は、Google Workspace のデータリージョン(データ保存地域)に関する独立したレビュー報告書をダウンロードできるようになりました。組織のデータ管理状況を客観的に確認できます。
まとめ
今週は、Google スライドやフォームにおける AI 機能の拡充、チャットのゲストアカウント対応、Meet の CarPlay 対応などのアップデートが展開されました。
また、Vids のアバター機能や YouTube 連携、ドライブのランサムウェア対策なども強化されており、多方面で機能の更新が行われました。


