Google は 2026 年 3 月 18 日(現地時間)、デスクトップ版(Windows / Mac / Linux)の Chrome ブラウザに向けて Chrome 146 の最新セキュリティアップデートをリリースしました。
今回のアップデートにより、Windows と Mac 向けにはバージョン 146.0.7680.153 / .154 が、Linux 向けには 146.0.7680.153 が提供されます。今後数日から数週間にかけて順次展開される予定です。
セキュリティ修正の内容
今回のアップデートでは、合計 26 件のセキュリティ修正が含まれています。
現時点で悪用が確認されているとの記述はありませんが、Google の基準で 4 段階のうち最も高い深刻度である「Critical(致命的)」に分類される脆弱性が 3 件修正されています。
公表された「Critical」な脆弱性は以下の通りです。
- [Critical] CVE-2026-4439: WebGL における境界外メモリアクセス(Out of bounds memory access)
- [Critical] CVE-2026-4440: WebGL における境界外読み取りおよび書き込み(Out of bounds read and write)
- [Critical] CVE-2026-4441: Base における解放後使用(Use after free)
これらの脆弱性は、メモリの不正な操作やプログラムの予期せぬ動作を引き起こす可能性があるものです。
また、これら以外にも V8 や WebRTC、Blink といったコンポーネントを対象とした、深刻度「High(高)」の脆弱性が 22 件修正されています。影響範囲が広く深刻度も高いため、安全のために早めの適用が推奨されます。
なお、Google はユーザーの多くが修正版に更新するまで、脆弱性の詳細な技術情報の公開を制限する方針をとっています。
手動によるアップデート手順
アップデートはバックグラウンドで自動的に行われますが、以下の手順で手動で確認して適用することも可能です。
- Chrome ブラウザ右上の「︙(3つの点)」メニューをクリックします。
- 「ヘルプ」から「Google Chrome について」を選択します。
- 自動的にアップデートの確認とダウンロードが開始されます。
- ダウンロード完了後、「再起動」ボタンをクリックして更新を適用します。
今回は「Critical」を含む多数のセキュリティ修正が含まれているため、手動で更新を開いて最新の状態になっているか確認しておくことをおすすめします。
これらの修正についても、Chromebook など ChromeOS デバイスにも今後展開される見込みです。


