この記事では、2026 年 2 月 22 日から 28 日の 1 週間にあった、Google Workspace および関連サービスの主なアップデートをまとめています。
今週は、Google Vids の日本語対応や Gmail の送信容量拡大、そして Gemini の最新モデル導入など、日本のビジネスユーザーに直接影響するアップデートが数多く発表されました。
以下、各トピックについて紹介します。
今週の注目アップデート
今週発表された中で、特に影響力の大きい以下の 3 つについてピックアップしています。
最新の画像生成モデル「Nano Banana 2」の導入
個人ユーザーだけでなく、Workspace ユーザー向けの Gemini アプリにおいても、最新モデル「Gemini 3.1 Flash Image (Nano Banana 2)」が展開されました。これにより、資料作成などに活用できるビジュアル生成がより高品質に行えるようになります。
以前のモデルよりも画像生成能力が向上し、多言語にも対応したため、思い通りの画像を素早く作成できるのが強みです。
Gemini サイドパネルに「会話履歴」が追加
各アプリのサイドパネルで過去の対話を再開できるようになり、セッションを跨いだ作業の継続性が大幅に向上しました。
ドキュメントの作成途中でブラウザを閉じても、前回の指示内容を引き継ぐため、作業の中断を気にせず作業を進められます。
Google Vids が日本語および新アバターに対応
動画作成ツール Vids の AI ナレーションがついに日本語に対応しました。日本のユーザーにとっても、プレゼン動画などの作成が現実的な選択肢となります。
また、2D/3D のアニメ風アバターの追加や、プロジェクトや録画の長さが最大 30 分に延長されるなどしました。
その他のアップデート
その他の細かな機能追加や、特定のユーザー向けに発表されたアップデートのまとめです。
Chrome から Google ドライブへ PDF を直接保存
PC 版 Chrome で表示中の PDF を、ローカルにダウンロードすることなく直接ドライブへ保存できるようになりました。保存先は「Chrome から保存」フォルダに集約されるため、リサーチ中の資料を整理する手間が減ります。
Gmail の送信容量が 50MB へ拡大(Enterprise Plus)
Enterprise Plus ユーザーを対象に、添付ファイルの送信上限が 50MB に引き上げられました。高解像度の PDF や容量の大きい資料を、外部共有リンクを使わずに直接やり取りできるようになります。また、送信上限の拡大に合わせて受信容量も 70MB に引き上げられています。
Google スプレッドシートに新関数 =SHEET / =SHEETS が追加
数式内でシート名やシート数を直接参照できるようになりました。これまではスクリプトを組む必要があった処理が標準関数で完結するため、複雑な管理ファイルの構築が容易になります。
Google フォームのテキスト回答を Gemini が数値化
記述式の自由回答から、Gemini が定量的なインサイトを抽出します。アンケート集計における「読み込みと分類」のコストを大幅に削減し、迅速な意思決定を支援します。
iOS 版 Google ドライブの動画プレイヤー刷新
Android 版で先行していたモダンな UI が iOS にも適用されました。外出先から iPhone や iPad で動画資料を確認する際の操作性が向上しています。
セキュリティ関連のアップデート
- Gemini アプリで Google チャットのデータが利用可能に: Gemini を通じて、過去のチャットログに基づいた情報検索や要約が可能になります。
- Google グループのメンバー区分(内部/外部)を厳格化: 2026 年第 2 四半期より、組織外のユーザーが含まれるグループの識別がより厳格になります。
まとめ
今週は Gemini 関連の機能強化が目立ちましたが、Gmail の容量拡大や PDF 保存の簡略化など、実務上の手間を軽減する実用的なアップデートも充実しています。
特に Google Vids の日本語対応と 30 分への延長は、社内研修やプレゼン資料の動画化を検討しているチームにとって、大きな利点となります。


