Google は、毎月恒例の Gemini アプリのアップデートを紹介する「Gemini Drop」の 2026 年 2 月版を公開しました。
今月は最新モデル「Gemini 3.1」の導入や音楽生成 AI「Lyria 3」のベータ版提供、画像生成モデル「Nano Banana 2」の登場などが含まれています。
Gemini 3.1:複雑な課題解決に向けた性能の向上
Gemini アプリで利用可能な Pro モデルが「Gemini 3.1」にアップグレードされました。これにより、複雑な問題解決における処理能力が向上しています。
- Gemini 3.1 Pro: 高度なワークフローを必要とするユーザー向けに提供されます。
- Deep Think: 科学やエンジニアリング分野の高度な推論に特化したモードで、Google AI Ultra プランユーザー向けに提供が開始されました。
2025 年 12 月に Gemini 3 Flash が展開されましたが、短期間で 3.1 系へと移行したことになります。専門的な推論を必要とする「Deep Think」の追加により、研究や開発分野での活用範囲が広がります。
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Lyria 3:テキストや画像から 30 秒の音楽を生成
音楽生成の分野では、最新モデル「Lyria 3」がベータ版として提供されました。
テキストプロンプトや画像をソースとして、30 秒間の音楽を生成でき、条件を指定することで、様々なスタイルの音楽を作ることができます。
2025 年 11 月には動画生成モデルの Veo 3.1 が更新されましたが、今回の Lyria 3 の導入により、音楽制作も Gemini アプリから行えるようになりました。
Nano Banana 2:画像内のテキスト描写を正確に
画像生成モデルは「Nano Banana 2」へとアップデートされました。これにより、生成する画像内に、各種言語のテキストを正確に配置できるようになり、従来よりも高精細な画像を短時間で生成可能になりました。
前世代の Nano Banana Pro では図表生成などが強化されましたが、画像内の文字崩れが抑制された「Nano Banana 2」の登場により、文字情報を含む画像制作がより実用的になります。
その他の新機能など
- 新たに「Veo Templates」が追加
- Google Veo のギャラリー内のスタイルを選択し、独自の詳細設定を加えてリミックスすることで、動画を作成できるようになりました。
- 研究を支援する「検証済み科学論文の引用」
- 学習や調査をサポートする機能として、回答の根拠となった科学的な出典を確認できるようになりました。これにより、直接リンクの提供と、データの参照が可能になります。
まとめ
2026 年 2 月の Gemini Drop では、モデルの 3.1 への刷新とともに、音楽・画像・動画の生成機能、および学術的なリサーチ支援機能が拡充されました。
これらの機能のほとんどは、日本(日本語環境)でもすでに利用することができるため、まだ試していない方はぜひチェックしてみてください。
より詳しい内容については、Gemini Drops Hub をご覧ください。


